坂泰斗&大塚剛央、仲良く汁ビーフン食べて「四川料理よりも辛い!」映画『詩季織々』初日舞台挨拶レポート

『君の名は。』や『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作『詩季織々』(しきおりおり)が、8月4日に公を迎え、テアトル新宿にて行われた舞台挨拶に、キャストの坂泰斗、大塚剛央、竹内良貴監督(「小さなファッションショー」)、リ・ハオリン監督(「上海恋」)が登壇。さらに監督たちも心を打たれたという主題歌「WALK」を歌うビッケブランカも登壇し生歌を披露した。

坂と大塚とビッケブランカは、舞台に登場すると中国語で挨拶。リ・ハオリン監督は「さすが声優さん。発音が上手い。ビッケブランカさんは、語学の能力も高いと思う」と3人を絶賛した。

「陽だまりの朝食」で、おばあちゃんが大好きな青年を演じた坂。「僕自身もかなりのおばあちゃん子で、自分の思い出を眺めているような気持ちになってしまい、最後は気持ちが入り過ぎちゃって、かなり大声で泣いてしまった」と、収録秘話を語ってくれた。

劇中に登場する汁ビーフンを一緒に食べに行ったという坂と大塚。「湖南省の料理は、辛さで有名な四川料理よりもぜんぜん辛い!」と驚いたという坂に、大塚も「辛かったねー、でも美味しかった!」と笑顔で味の感想を述べ合っていた。

今の仕事についたきっかけに話が及ぶと、ビッケブランカは「幼少期に死んだんですよ」と驚きの告白。「5歳の頃、間違った薬を飲んで体温が下がりすぎて心肺停止に」なったそうだが、蘇生することができたという。「それ以降、ジェットコースターに乗っても『あそこのあの音が良かった』、スパゲッティを食べていても『この曲はあそこで聴いたことがある』とか言い出すようになった」らしく、自然に音楽への道を進んだという。

最後はビッケブランカにより本作の主題歌「WALK」が生披露され、しっとりとした歌声に観客は聴き惚れていた。

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『詩季織々』
8月4日(土)、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか公開
監督:リ・ハオリン イシャオシン 竹内良貴
主題歌:ビッケブランカ「WALK」(avex trax)
キャスト:「陽だまりの朝食」坂泰斗 伊瀬茉莉也 定岡小百合
「小さなファッションショー」寿美菜子 白石晴香 安元洋貴
「上海恋」大塚剛央 長谷川育美 中務貴幸
配給:東京テアトル

©「詩季織々」フィルムパートナーズ