『インクレディブル・ファミリー』同時上映の短編アニメ『Bao』主人公は不思議な“肉まん”!

2004年度のアカデミー賞で2部門(長編アニメーション映画賞、音響編集賞)を受賞し、世界中の観客を魅了した『Mr.インクレディブル』待望の最新作『インクレディブル・ファミリー』が8月1日より公開となる。このほど、同時上映される短編アニメーション『Bao』の映像がお披露目となった。

短編アニメーション『Bao』は、中国生まれでカナダのトロント育ちのドミー・シー監督が、自身の母親との関係を元に手掛け、母の愛と肉まんの子どもの関係を描いた、『インクレディブル・ファミリー』同様、家族の絆の物語。ディズニー/ピクサー作品初の女性監督であり、初のアジア人監督が誕生した記念すべき作品で、さらにディズニー/ピクサー作品では初となる“食べ物”を主人公にした物語となっている。

『Bao』の製作は、もともとディズニー/ピクサー作品としてではなく、ドミー・シー監督自らの創作活動としてスタート。ドミー監督は、アニメーション以外で一番夢中になっている“食べ物”を題材にしたことについて、「私は食べ物にまつわる昔話も好きです。例えばキュートでちょっと奇妙なジンジャーブレッドマン(ヒト型のクッキーまたはビスケット)。その中国版をやってみたいと思ったのです。そもそも、中国の文化では、家族と食べ物はいつも一体で、中国人は必ず“お食事はされましたか?”と聞くのです。そこで私が大好きなもの、つまり食べ物と、私が個人的に経験したことを盛りこんだものにしようと決めました」と語っている。ストーリーには、父親が仕事で家を離れがちだったため母親と一緒にいる時間が多かったというドミー監督の経験が組み込まれている。

『インクレディブル・ファミリー』
8月1日(水) 全国ロードショー
監督:ブラッド・バード
日本版声優:三浦友和 黒木瞳 綾瀬はるか 高田延彦 小島瑠璃子 サンシャイン池崎
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 彼らは、どこにでもいるフツーの家族…ではない。パパもママも3人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族なのだ!超人的なパワーをもつパパ、ボブ、伸縮自在なゴム人間のママ、ヘレン、超高速移動できる長男ダッシュと、鉄壁バリアで防御できる長女ヴァイオレット。さらに、スーパーパワーに目覚めたばかりの赤ちゃんジャック・ジャック…その潜在能力は、まだ未知数。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した!

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