三浦友和、黒木瞳をベタ褒め「表で活躍して、家庭も大事に」映画『インクレディブル・ファミリー』日本版完成披露試写会イベントレポート

2004年度のアカデミー賞で2部門(長編アニメーション映画賞、音響編集賞)を受賞し、世界中の観客を魅了した『Mr.インクレディブル』待望の最新作『インクレディブル・ファミリー』が8月1日より公開となる。本作の日本版完成披露試写会イベントが、7月5日にTOHOシネマズ 六本木で開催され、日本語吹き替えキャストでボブ役の三浦友和、ヘレン役の黒木瞳、ダッシュ役の山崎智史が舞台挨拶に登壇した。

ボブ役の三浦は「『Mr.インクレディブル』から14年たち、続編はないのかなと思っていましたけど実現しまして。声優さんも変わると思っていたら、オファーをいただき大変嬉しかった」とニッコリ。「14年も経つと、声も変わってくるんじゃないかなと思いながらも…」と不安はあったが頑張り抜いたことを明かした。

ヘレン役の黒木は「14年ぶりにイラスティガールとしてここに立つことができて、すごく嬉しい。パート2ができることを聞いた時は、『またできるんだ!』と嬉しかったのを覚えている」と笑顔で挨拶した。

三浦とボブの似ている部分を聞かれた黒木は「まず優しいところ。そして家族思いで、奥様に優しい…だろう(笑)」と推測しつつ、「包容力ですね。ボブの包容力があって、初めてヘレンはイラスティガールとして活躍できるので」と考察。対して黒木とヘレンの似ている部分を聞かれた三浦は「黒木さんはヘレンそのもの。表で活躍して、家庭も大事にして」とベタ褒めすると、黒木は「友和さんに目を見つめられて、そう言われるともっと頑張ろうという気持ちになります(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

本作が一家団結アドベンチャーということで、一家の団結エピソードを披露した三浦。30代の2人の息子について「盆と正月しか帰ってこない。自分の過去を振り返ってもそんな感じだったと思っていたんですけど、3.11の時に東京は震度5強ぐらいで。僕は富山にいたんですけど、2人ともすぐ実家に戻っていた。いいなあ、こういう感じ」と家族愛あふれるエピソードを明かしてくれた。

最後は、間近に迫った七夕にちなみ、自分が欲しいスーパーパワーを短冊に書いてお披露目。黒木は二枚目の短冊で「相撲が強くなりたい」と告白しつつ、「家でよくやるんですけど、どうしても夫に勝てない」としょんぼり。すると三浦が「黒木さんに負ける夫なら、別れた方がいい。心配になるよ(笑)」とツッコむと、黒木は「そうか!強くならなくていいか」と納得した表情を浮かべて会場を笑わせていた。

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『インクレディブル・ファミリー』
8月1日(水) 全国ロードショー
監督:ブラッド・バード
日本版声優:三浦友和 黒木瞳 綾瀬はるか 高田延彦 小島瑠璃子 サンシャイン池崎
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 彼らは、どこにでもいるフツーの家族…ではない。パパもママも3人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族なのだ!超人的なパワーをもつパパ、ボブ、伸縮自在なゴム人間のママ、ヘレン、超高速移動できる長男ダッシュと、鉄壁バリアで防御できる長女ヴァイオレット。さらに、スーパーパワーに目覚めたばかりの赤ちゃんジャック・ジャック…その潜在能力は、まだ未知数。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーが誕生した!

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