三浦春馬 主演『アイネクライネナハトムジーク』萩原利久、成田瑛基、こだまたいちの出演を発表!

「ゴールデンスランバー」などで知られる人気作家の伊坂幸太郎による同名恋愛小説集を、主演に三浦春馬を迎えて映画化した『アイネクライネナハトムジーク』が、2019年秋より公開となる。このほど、第3弾キャストとして、萩原利久、成田瑛基、こだまたいちが出演することが発表された。

原作は、2014年に単行本が発売され、2017年に文庫化、現在に至るまでに45万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラー。アーティストの斉藤和義からのオファーで、伊坂が“出会い”をテーマにひとつの短編を書き上げたことをきっかけに誕生した。本作の監督は、『パンとバスと2度目のハツコイ』でメガホンを取った“ダメ恋愛映画の旗手”とも称される新鋭・今泉力哉監督が務める。

第3弾キャストとして発表されたのは、現在人気急上昇中の若手俳優の3名。高校生の久留米和人役を演じるのは、子役時代から活躍する、今注目の若手実力派の萩原利久。主演映画『イノセント15』のほか、『3月のライオン』『帝一の國』『ひかりのたび』『あゝ、荒野』『ウィッチ・フウィッチ』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』など映画出演が続き、前期TVドラマ「あなたには帰る家がある」でもユースケ・サンタマリアと木村多江演じる夫婦のどこか影をもつ息子役で話題を呼んだ。今後も『高崎グラフィティ。』(8月25日公開)、『あの日のオルガン』(2019年2月)の公開が控えている。

ヘビー級ボクサー役に抜擢されたのは、空手やテコンドーなどを特技とし、その身体能力を活かしたアクション作品にも多数出演する俳優としても注目株の成田瑛基。本作では約3か月間もの本格的トレーニングで肉体と精神を追い込み、10kgの増量を果たした上に体脂肪率を9%まで絞るという本物のボクサーさながらの徹底的な身体作りと役作りで、ヘビー級ボクサー“ウィンストン小野”こと小野学役に挑んだ。

そして、ストリートミュージシャン斉藤さん役を演じるのは、メンズノンノモデルを5年間務め、バンドグループ「THE TOKYO」ではギタリストとして、またソロではフォークシンガーとしてもライブ活動をするなどアーティストとしての顔を持つこだまたいち。本作では、10年もの間、仙台駅前のペデストリアンデッキで同じ楽曲の弾き語りを続ける謎のストリートミュージシャンとして、劇中で歌声を披露する。

『アイネクライネナハトムジーク』
2019年秋、全国ロードショー
監督:今泉力哉
原作:伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)
出演:三浦春馬 多部未華子 矢本悠馬 森絵梨佳 恒松祐里 萩原利久 成田瑛基 八木優希 こだまたいち MEGUMI 柳憂怜 濱田マリ 藤原季節 中川翼 祷キララ 伊達みきお 富澤たけし 貫地谷しほり 原田泰造
配給:ギャガ

【ストーリー】 ギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけのボク・佐藤(三浦春馬)は、街頭アンケートを実施中だ。今時なかなか相手にしてもらえない中、珍しく快く応えてくれたのはリクルートスーツの女性。手には「シャンプー」の文字。これって運命?そういえば居酒屋で雇われ店長をやってる親友が言ってたっけ「出会いなんてどうだっていい、後で自分の幸運に感謝できるのが一番だ」って。確かに、そんな彼には分不相応なほど美人の奥さんと可愛い娘がいて、幸せそうにやってる。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってメロディが生まれるように、誰かと誰かがつながって物語が生まれる―それは、恋とか愛にまつわる物語。新しい恋愛映画、誕生!

(C)2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会