世界に先駆けてデジタルシネマにフォーカスし、次代を担う若手映像クリエイターの登竜門として2004年に埼玉県川口市でスタートした国際コンペティション映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」が、今年で記念すべき15周年を迎え、7月13日～22日の10日間にわたって開催される。このほど、昨年に引き続き、いま話題のVR（バーチャル・リアリティ）作品を上映する関連企画の開催に併せ、セミナーイベントの実施が決定し、ゲストとして、映画監督の田口清隆監督、上田慎一郎監督、押井守監督が登壇することが発表された。

セミナーイベントには、VR上映作品『ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ』の田口清隆監督、現在公開中の『カメラを止めるな！』も満席札止め続出で話題を呼んでおり、VR上映作品『ブルーサーマルVR -はじまりの空-』を手掛けた上田慎一郎監督、そして『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『機動警察パトレイバー』、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、カナダとの国際共同製作『ガルム・ウォーズ』などを手掛けた押井守監督が登壇する。

■セミナーイベント 概要
料金：無料
定員：30名（各回入れ替え制）
入場方法：整理券制
※7月14日（土）11：00より、SKIPシティHDスタジオ前にて各回の「セミナー入場整理券」を配布。
※配布する整理券は、セミナーイベントの入場整理券となり、VR作品の視聴には、別途「VR上映入場整理券」が必要。

セミナー1「特撮とVRの融合 ―今後VRのキラーコンテンツとなり得るか―」
日時：7月14日（土）13：30～14：15
場所：SKIPシティ HDスタジオ
登壇者：田口清隆監督、押井守監督

セミナー2「VR映画の未来 ―映画としてVRは生き残れるか？―」
日時：7月14日（土）14：45～15：30
場所：SKIPシティ HDスタジオ
登壇者：上田慎一郎監督、田口清隆監督

■「VR上映」概要
日時：7月14日（土）～15日（日）
時間：各日13：00～17：00
料金：入場無料（定員制・整理券配布）
定員：各回8名
上映回：各日13：00～、13：30～、14：00～、14：30～、15：00～、15：30～、16：00～、16：30～
整理券配布方法：各日11：00より、当日の全上映回の「VR上映入場整理券」をSKIPシティHDスタジオ前にて配布。
注意事項ほか詳細：「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」公式サイト www.skipcity-dcf.jp/

■「VR上映」上映作品
『ブルーサーマルVR -はじまりの空-』
7月5日（木）より全国192箇所のVRシアターにて公開
監督：上田慎一郎
出演：小野花梨　水石亜飛夢　田中偉登
製作：埼玉県／SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ

【作品概要】　大学の航空部を舞台に、少年少女の青春群像を描いた人気漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」を、話題の新鋭監督がVRで実写化。今年開催されたカンヌ映画祭のマーケット内VRシアターでも注目された作品。

© 小沢かな・新潮社/埼玉県/ SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

『ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ』
監督：田口清隆
製作：円谷プロダクション、ポニーキャニオン、eje

【ストーリー】　東京都港区某所。オフィスビルでの会議中、突如、宇宙怪獣エレキングが出現する。命からがら非常口の扉を開けると、そこでは巨大怪獣とウルトラマンゼロのバトルが繰り広げられていた…！

©円谷プロ / ©ウルトラマンゼロVR製作委員会

「SKIPシティ国際Ｄシネマ映画祭 2018（第15回）」開催概要
会期：2018年7月13日（金）～22日（日）＜10日間＞
会場：SKIPシティ 映像ホール／多目的ホール、MOVIX川口（埼玉県川口市）ほか
主催：埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
公式サイト：www.skipcity-dcf.jp