台湾で200万人を動員する大ヒットを記録したキデンズ・コー監督の青春映画を、山田裕貴主演、乃木坂46の齋藤飛鳥共演でリメイクした『あの頃、君を追いかけた』の公開日が10月5日に決定し、併せて新場面写真がお披露目となった。
オリジナル映画は、台湾の人気作家であるギデンズ・コーが自身の自伝的小説を自ら映画化し、台湾の青春映画として歴代1位の興行収入を記録。香港では『カンフー・ハッスル』(2004)の記録を塗り替え歴代興収1位を記録し、日本でも2013年に公開され、単館上映ながらスマッシュヒットとなった。
舞台を日本に移した本作で、主人公・水島浩介を演じるのは、今年は『となりの怪物くん』や『万引き家族』、『虹色デイズ』(7月6日公開)など話題の作品に出演する実力派俳優の山田裕貴。ヒロインの早瀬真愛を、乃木坂46として活躍する齋藤飛鳥が演じる。
場面写真は、台湾版でも印象的だった、海の堤防での、青春時代の愛おしさを想起させるシーン。ヒロインを演じた齋藤は「あたたかい雰囲気の現場だった」とコメントしており、キャスト達の仲の良さが伝わってくる一枚となっている。一方、主演の山田は「俳優人生の転機になる作品」と本作へ並々ならぬ決意をにじませている。そんな山田が、学校のグランドに倒れこみ、空を見上げ物思いにふける姿を捉えた場面写真もお披露目となった。
さらに、劇場前売り券(ムビチケカード)の特典が、キャスト直筆による劇中セリフ入りオリジナルポストカード7枚セットに決定。前売り券は、7月7日より上映劇場にて数量限定で販売開始となる。
『あの頃、君を追いかけた』
10月5日(金)、全国ロードショー
監督:長谷川康夫
原作:九把刀「那些年、我們一起追的女孩」
脚本:飯田健三郎 谷間月栞
出演:山田裕貴 齋藤飛鳥 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 10年前―。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2人の距離は一気に縮まっていく…。
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ