累計部数77万部を突破した赤瓦もどむによる人気コミックスの実写化で、横浜流星が単独初主演を務める映画『兄友』が5月26日に公開初日を迎え、品川プリンスＴ・ジョイにて実施された舞台挨拶に主演の横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督が登壇。声優の福山潤によるビデオメッセージも公開された。
映画初主演となった横浜は「普段からセンターに立つことはないので、戦隊モノでもこっちの方にいた」と、端っこの方に移動しつつ、「ソワソワしますよね。自分が真ん中にいるのは。現場で主演として居られたのかという…」と不安な表情を浮かべた。これに対し松岡が「大丈夫でしたよ。流星くんは言葉より背中で見せていくタイプ」とフォローすると、横浜は照れ笑いを浮かべながらも感謝していた。
撮影での裏話を聞かれた横浜は、犬のコスプレで「困ったワン！」のポーズをとるシーンについて「僕が、『困ったワン』をやっている時に、（古川）毅がめちゃくちゃ笑ってるんですよ！」と撮影現場を振り返りながら「いろいろなパターンがある」と言い出し、カメラマンに扮した古川を相手に“連続困ったワン！”を再現。横浜の全力すぎるパフォーマンスに、会場は大爆笑となった。
同じ質問に、映画初出演の古川は「最初の方のシーンで、僕が初現場入りした時のシーンだったんですけど、NGを11回出しました（笑）」と、心を折られた体験を暴露した。
途中、橘萩之介役で出演した声優・福山潤が映像で登場。「自分の身体を使って演技することはなかなかない。『思い切りやってしまえ』ということで生まれたキャラ。台本には“セクシーボイス”と書いてあります、ハッハッハッー（笑）！」と高笑いして、会場を盛り上げた。
イベントの最後には、本作で初主演を果たした横浜へ、他のキャストからメッセージが書かれた色紙がサプライズでプレゼントされる場面も。色紙を渡された横浜は、感激した表情でキャスト陣に感謝していた。
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『兄友』
5月26日（土）、全国順次公開
監督：中島良
原作：赤瓦もどむ「兄友」（白泉社刊）
主題歌：サイダーガール「パレット」（UNIVERSAL J）
出演：横浜流星 松風理咲 松岡広大 古川毅 小野花梨 福山潤
配給：T・JOY
【ストーリー】 イケメンなのに女性に超奥手な西野壮太（横浜流星）は、ある日友人・七瀬雪紘（古川毅）の自宅で妹・まい（松風理咲）と出会いドキドキ！西野は思わず「妹さん…可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところが、この兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け！！イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに。壮太は妹・秋（小野花梨）がアルバイトをするドッグカフェ「Happy Dogs」の店長・橘萩之介（福山潤）から恋愛講座を受けながら、まいとのぎこちない恋愛をスタートするのだが、壮太の従弟・加賀樹（松岡広大）も、まいを好きになってしまい…。
©『兄友』製作委員会 ©赤瓦もどむ/花とゆめ
