ジェフ・ゴールドブラムらがサプライズ登場!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』ジュラシック25周年祭inハリウッド レポート

巨匠スティーヴン・スピルバーグが恐竜に命を吹き込み、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年に新たにスクリーンに登場した『ジュラシック・ワールド』の続編にあたるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が7月13日に全国ロードショーとなる。このほど、『ジュラシック・パーク』の全米公開25周年とシリーズ最新作の公開を記念し、現地時間5月11日から13日にわたって米ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにて「ジュラシック・パーク25周年セレブレーション」が開催。トークイベントには、『ジュラシック・パーク』シリーズに出演したジェフ・ゴールドブラム、ローラ・ダーンら豪華ゲストが登場した。

6月11日の25周年記念日に先駆けて3日間にわたり実施された本イベントには、シリーズに登場する好きなキャラクターのコスプレに身を包んだファン達が集結。ジュラシック・パークの創立者であるジョン・ハモンドやグラント博士、また最新作に出演することが話題になっているマルコム博士のほか、1作目で大失態を引き起こしたジュラシック・パークのプログラマーのデニスなどに扮していた。イベントでは、ハリウッドの映画監督が使用する試写室と同様の画質、音質、快適性を提供する「ユニバーサルシネマ」で、25年前のシリーズ1作目である『ジュラシック・パーク』のIMAX上映を堪能するだけでなく、最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の最新映像を鑑賞した。さらに、シリーズに登場する歴代のジープや恐竜の化石の展示、25周年限定の特別グッズの販売など、ファン垂涎のコンテンツの数々が満載。夜にはDJによる「石器時代」をテーマとしたミュージックチューンにのせて参加者らが踊り明かし、恐竜が登場するミニショーも繰り広げられるなど大盛り上がりのイベントとなった。

ステージにて行われたトークイベントでは、3日間のホスト役として、『ジュラシック・ワールド』では監督、そして最新作で製作総指揮と脚本を担当しているコリン・トレボロウが登場。プロデューサーのフランク・マーシャルやテクニカル・アドバイザーのジャック・ホーナーらといった、これまでのシリーズに携わってきた名手たちが現れ、貴重なトークが披露された。さらにサプライズゲストとして、2日目には1作目でグラント博士とともにジュラシック・パークへ招待された古物学者のエリー・サトラー博士を演じたローラ・ダーンが、3日目には同じく1作目でサトラー博士らとともに行動する数学者イアン・マルコム博士を演じたジェフ・ゴールドブラムが登場。客席へ握手や笑顔を振りまき、シリーズのレジェンド俳優の登場に客席は熱狂の嵐となった。

3日目に登場したジェフ・ゴールドブラムは、今も名シーンとして語り継がれているマルコム博士のシャツがはだけるシーンについて、「シャツをはだける指示は脚本になかった。あれは確か…」と回想。すると、1作目のアシスタント・ディレクターを務めたジョン・T・クレッチマーがすかさず「君だよ。覚えているくせに」と突っ込み、ジェフは「本当に忘れたんだ!“脱いでいい?”って僕が監督に言ったのかな?」と困り顔。懐かしいメンバーが揃いゲストたちのトークもますます弾む一方、突如飛び出す名場面の裏話の数々に観客たちも多いに楽しんだ。参加したファンたちはイベントを振り返り、「ファン同士って友人みたいなものだ。皆、この映画を見て育ったんだ。父に連れられて劇場に行った時を思い出すよ。大画面に恐竜が現れてすごく興奮したね」、「僕は、映画に登場する警備車両に似せて、自分の車を改造した。1作目からの大ファンさ。シリーズを愛する人たちにここで会えて最高だ!」と胸いっぱいの様子でコメントを寄せている。

さらに、この25周年セレブレーションがカウントダウンのきっかけとなり、1992年にオープンした大人気アトラクション「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」がクローズし、2019年に「ジュラシック・ワールド」バージョンへと進化を遂げ、リニューアルオープンすることも決定。最新作からその先へ続く新章に向けて、ますます盛り上がりを見せている。

<イベント登壇者>
■1日目
ホスト:コリン・トレボロウ
デニス・ミューレン(『ジュラシック・パーク』VFXスーパーバイザー)
ディーン・カンディ(『ジュラシック・パーク』撮影監督)
ジョン・T・クレッチマー(『ジュラシック・パーク』アシスタント・ディレクター)

■2日目
ホスト:コリン・トレボロウ
ローラ・ダーン
フランク・マーシャル(プロデューサー)
ジャック・ホーナー(『ジュラシック・パーク』テクニカル・アドバイザー)

■3日目
ホスト:コリン・トレボロウ
ジェフ・ゴールドブラム
ジョン・T・クレッチマー(『ジュラシック・パーク』アシスタント・ディレクター)
ジョン・ローゼングラント(『ジュラシック・パーク』アニマトロニクス/レガシー・エフェクト)

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
7月13日(金)全国ロードショー
監督:J・A・バヨナ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ コリン・トレボロウ
キャラクター原案:マイケル・クライトン
脚本:デレク・コノリー コリン・トレボロウ
出演:クリス・プラット ブライス・ダラス・ハワード B・D・ウォン ジェームズ・クロムウェル テッド・レヴィン ジャスティス・スミス ジェラルディン・チャップリン ダニエラ・ピネダ トビー・ジョーンズ レイフ・スポール ジェフ・ゴールドブラム
配給:東宝東和

【ストーリー】 ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有する島、イスラ・ヌブラル島では“火山の大噴火”の予兆がとらえられていた。迫り来る危機的状況の中、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すかの究極の選択を迫られていた―。そんな中、恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす事を決意、島に向かったその矢先、火山は大噴火を起こし、生き残りをかけた究極のアドベンチャーが幕を開ける!

© Universal Pictures