トップアスリートから高額ポーカールームの経営者へ転身したモリー・ブルームの実話を、ジェシカ・チャステイン主演で映画化した『モリーズ・ゲーム』が5月11日に公開となる。このほど、公開を記念して、宣伝アンバサダーに起用されたアンミカによるトークイベント付き試写会が大阪市内で行われ、「アンミカ流セレブへの道」をテーマとしたトークショーが開催された。
ピンクのレースドレスでゴージャスな劇中の主人公モリーさながらのまさにセレブな姿で登場したアンミカ。「今では幸せな生活をおくっていますが、幼少期は4畳半に7人で過ごしていたんですよ」と早速、波瀾万丈ぶりを炸裂。5歳で日本に来て、やっと人並みの生活が送れるようになった矢先に家が全焼。貧しいために、けがや歯の矯正まで自力で治す母親の破天荒な教えに会場のお客さんも大爆笑。そんな極貧生活中に、15歳でモデルになることを決意したアンミカ。「一流になるまで家に帰ってくるな!」と父親に言われ、パリコレのモデルを目指すことに。やっとの思いで合格したショーもドタキャンにあったりなど厳しいモデルの世界。「大好きな家に帰るために早く一流にならなくては!という家族への思いで頑張れました」と語った。
昨今、モデル業だけでなく通販番組やブランドプロデュース、また20もの資格を取得していることで有名なアンミカ。その背景にも父親の影響が。モデルを始める際に「新聞だけは読みなさい。そして気になる資格を取りなさい」と父親から教えられ、「社会がどこに向かっているか、そしてその先で何が喜ばれるのか。を考え勉強する。それは自身の知性となり、もしモデルがダメなったときにも役に立つと思い、資格を取り始めました」とのこと。「マナーの資格がなければ今の旦那さんとも結婚できてないし、その資格はぜんっぶ仕事に活きてます!」と力強く語り、また人生において決めていることに「チャンスがきて、迷った時はワクワクするほうを選びます!その選択した先では、誰かの笑顔になるように、誰かのお役に立てるように仕事をしよう!と心がけています」と成功の秘訣を明かした。
続いて、劇中の「同じ服は絶対に着ない」というモリーの発言に強く感銘を受け、「90着登場する作品のファッションや、成功するにつれ変化していく衣装や着こなし、立ち振る舞い、服に着られない女性になっていくモリーの姿にも注目です!」と熱く語った。
また今作のアーロン・ソーキン監督が以前脚本を担当した代表作『マネーボール』のベネット・ミラー監督が、アンミカの夫の兄ということで不思議な繋がりも。「今までは脚本家として彼の声を聞いてきたが、初監督の今作で彼の目線や見る景色を早口な演出や早いテンポ感を通して楽しんでほしい!」とPRした。
最後に、「日常の中にある小さな選択が後々人生に大きな影響を与える。その選択をするということは人々に平等に与えられた才能であり、自分がどんな道を選ぶかということを大事にしてほしい。自分だったら、、、と自身を重ねながらモリーという一人の女性の様々な局面での選択を見届けてほしい」と作品の見どころをアピールし、トークショーは締めくくられた。