松坂桃李㊙エピソード第二弾!酔うと体育座り、下ネタにもノリノリ!?映画『娼年』大ヒット記念!トークイベントPart 2レポート

2001年の直木賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良の恋愛小説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化され、4月6日より公開中。本作の大ヒットを記念し、「大ヒット記念!GWトークイベントPart 2 ボーイズクラブ“Le Club Passion”メンバー大集合ナイト」と題して、5月2日渋谷シネパレスにてイベントが行われ、三浦大輔監督、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太が登壇した。

松坂桃李演じるリョウを“娼夫”としてスカウトする御堂静香役の真飛は、観客からいきなり「美しさの秘訣」を聞かれると、「毎日、甘酒を飲む。水筒に入れて現場にも持っていってました。腹持ちもいいので試してみてください」とコメント。この質問の流れで、クラブNo.1娼夫・東を演じた猪塚は「桃李と一緒でバナナを食べてました。完全に桃李の影響。『バナナいいよ!バナナ!』ってすごい言ってましたから」と松坂とのエピソードを告白。リョウが勤める会員制ボーイズクラブに関わる女性・咲良を演じた冨手は「身体を綺麗に保つ為に、顔に塗る美白の化粧水を身体中に塗りたくっていました」と語り、観客を驚かせた。

観客から松坂の印象を聞かれたゲストたち。真飛は「真っ直ぐな人。最初はもっと寡黙なのかなというイメージを持ってました」と語ると、冨手は「現場でも全くしゃべらなかったから、舞台挨拶でお会いした時に、こんなにしゃべる方なんだと初めて知った」と自身が抱いていたイメージの違いに驚いたという。猪塚は「僕は(観客の)皆さんが抱いているパブリックイメージと変わらない感じで出会えていると思う。ちょっと酔ってくると体育座りするような、可愛いところもあって(笑)」と酒の席でのエピソードを明かすと、松坂とよく飲みに行くという三浦監督は「いい意味で俗っぽい人。下ネタにも『マジっすか!』とノッてきてくれるし。男も好きになっちゃうんですよ(笑)。松坂くんに勝てる気がしない」と苦笑い。すかさず「勝とうとしてたんですか!?」と真飛からツッコまれて、会場は笑いに包まれていた。

最後のあいさつで、真飛は「R指定の作品ですが、観れば観るほどの作品」、冨手は「観るたびに新しい発見ができるので、ぜひ、おかわり娼年してください(笑)」とニッコリ。続けて猪塚は「おかわりの先には、わんこ娼年(笑)。何杯も何杯も、二度ならず、三度四度と観てください」と、冨手のコメントに被せた。最後に監督は「R指定で宣伝のしにくい作品でしたが、連日満席の大ヒット。これは一重に皆さま方の口コミのおかげ」と会場に集まった観客に感謝。そして壇上のキャストに「続編が映画化されたら、どうしたい?」と質問し、次回作を匂わせつつイベントは幕を閉じた。

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『娼年』
4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー中
監督・脚本:三浦大輔
原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)
出演:松坂桃李 真飛聖 冨手麻妙 猪塚健太 桜井ユキ 小柳友 馬渕英里何 荻野友里 佐々木心音 大谷麻衣 階戸瑠李 西岡德馬 江波杏子
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 主人公の森中領は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈しバーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験”を受けさせる。それは、静香が手がけるボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。

(C)石田衣良/集英社 2017 映画『娼年』製作委員会