警備会社と暴力団の壮絶な闘いを描く、柿崎ゆうじ監督の長編映画デビュー作『第二警備隊』が、6月16日より新宿武蔵野館(東京)、6月30日よりシネ・リーブル梅田(大阪)にて公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルがお披露目となった。
監督は、マドリード国際映画祭最優秀作品賞3年連続受賞、モントリオール世界映画祭招待上映、ミラン国際フィルムメーカー映画祭最優秀監督賞受賞など、数々の国際映画祭で高評価を得ている柿崎ゆうじ。監督自らが経営する警備会社での実体験をもとに、構想17年の時を経て映画化した本作は、ロンドン国際フィルムメーカー映画祭やニース国際映画祭でノミネートされた。また、柿崎監督は、ワイン界のレジェンド麻井宇介の思想を受け継ぎ、日本ワインの常識を覆した革命児たちの実話を映画化した渡辺大主演の映画『ウスケボーイズ』の公開が今秋に控えている。
出演は、「踊る大走査線」シリーズの筧利夫を主演に迎え、実力派の野村宏伸、『無限の住人』の出合正幸、『大河巡る~生まれ変わっても忘れない~』でシネロッコム国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞した竹島由夏、さらに、伊藤つかさ、伊吹剛、芦川誠、柳憂怜、麿赤兒、赤座美代子、本作が遺作となった名優・出光元ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。そして、内田あかりが歌う主題歌「遥か」が物語をさらに盛り上げる。
『第二警備隊』
東京:6月16日(土)より新宿武蔵野館にて公開
大阪:6月30日(土)よりシネ・リーブル梅田にて公開
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ
主題歌:内田あかり「遥か」
出演:筧利夫 出合正幸 竹島由夏 久松信美 河合龍之介 芦川誠 橋本じゅん 柳憂怜 関根大学 伊藤つかさ 石橋保 前田耕陽 伊吹剛 麿赤兒 赤座美代子 出光元 野村宏伸
配給:カートエンターテイメント
【ストーリー】 1999年1月某日、警備会社エステックに一本の電話が入った─。社長の大崎(筧利夫)は、学生時代の先輩で寺の住職・小泉(芦川誠)からの依頼を受け、精鋭チーム・第二警備隊を結成する。政治団体を標榜しつつもその実は指定暴力団・真政会の一味である護国大憂党は、寺の利権を狙って日々執拗な嫌がらせを繰り返してくる。大崎指揮のもと、隊長・高城(出合正幸)と中本(野村宏伸)を中心に、紅一点の佐野(竹島由夏)も加わり、大恩寺の警備警護にあたる隊員たちであったが、9月9日夜、ついに中本が凶弾に倒れてしまう…。
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