田中麗奈と台湾俳優ワン・ポーチエのダブル主演で贈る日本と台湾の合作映画『おもてなし』が3月3日より公開中。このほど、4月13日からの台湾での劇場公開を前に、4月10日、プレミアセレモニーが開催され、日本から駆けつけた田中麗奈とワン・ポーチエ、ジェイ・チャン監督らが登壇した。
▲左から、ワン・ポーチエ、田中麗奈、ジェイ・チャン監督
現地メディアが多数駆けつけ、田中麗奈の中国語の挨拶に拍手が沸き起こり、台湾の役者と一緒に日本式の鏡開きをもってお祝いをした。
■田中麗奈 コメント
台湾では監督やワン・ポーチエさん、俳優陣の皆さんが長い時間をかけプロモーションしてくれて、お客様やマスコミの皆さんを温めてくれていました。お陰で安心して今日参加する事が出来ました。皆さんの熱い反応を、感じれてとても嬉しいです!
■ジェイ・チャン監督 コメント
田中さんが台湾に駆けつけてくださりとても嬉しく思います。台湾の役者の方々と再会していらっしゃるのを見ると、ともに関西で撮影した日々を思い出しました。映画の公開を楽しみにしているとともに、田中さんが台湾で台湾の「おもてなし」を体験してくださるのをとても楽しみにしています。
『おもてなし』
3月3日(土)より公開中
監督・撮影・編集:ジェイ・チャン
脚本:ジェイ・チャン 砂田麻美
音楽:大橋好規
出演:田中麗奈 ワン・ポーチエ 余貴美子 ヤン・リエ ヤオ・チュエンヤオ 藤井美菜 ルー・シュエフォン マイケル・タオ 青木崇高 眞島秀和 木村多江 香川京子
配給:松竹撮影所
【ストーリー】 琵琶湖畔にある老舗旅館「明月館」が実家の梨花(田中麗奈)は5年前に父を亡くし、旅館を一人で切り盛りし続けている母・美津子(余貴美子)を支えるため、仕事を辞めて実家に戻ってくる。経営不振の中、美津子の大学時代の恋人であり台湾実業家のチャールズ(ヤン・リエ)が旅館を買収して、息子・ジャッキー(ワン・ポーチエ)を再建のために送り込んだ。しかし「おもてなし」の心を持っていないジャッキーに対して梨花は反発し衝突する。そんなジャッキーには、来日への密かな目的があった。それは、かつての恋人・尚子(藤井美菜)とやり直すこと。尚子に婚約者がいることを知ったジャッキーは諦めきれない想いを抱えながらも、尚子の結婚式が開けるように「明月館」を改装して、最後のプレゼントをしようと思いつく。同じく梨花も、不倫していたかつての上司に別れを告げ、人生の再スタートをはかろうとしていた。「おもてなし教室」を主催している木村先生(木村多江)との講義を経て、“日本のおもてなしの心”を学び始めたジャッキーだったが、ビジネスパートナーの黄が「明月館」を売却する手続きをしていることが発覚する。そんな中、ガンのために余命宣告を受けていたチャールズが倒れ…。
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