全世界興行収入340億円を突破し、インド映画の世界興収第1位を記録した、アーミル・カーン(『きっと、うまくいく』『PK』)主演作『ダンガル きっと、つよくなる』が、4月6日より公開となる。4月3日に東京・月島にあるブロードメディア・スタジオにて公開直前イベントが行われ、昨年大みそかに放送された「ぐるナイ おもしろ荘」で話題となったひょっこりはんと、元祖タンクトップ芸人のなかやまきんに君が登壇した。
イベントには、本作でアーミル・カーンが白タンクトップ姿で娘たちに猛特訓をする姿にちなみ、日本の白タンクトップ代表として選ばれたひょっこりはんとなかやまきんに君が、本作のオリジナルタンクトップに身を包み登場。なかやまきんに君は「日本代表のタンクトッパーに選ばれたということで!僕の大胸筋も喜んでいます」と嬉しそうにコメントしながら、「タンクトップが似合うように体も仕上げてきましたからね。僕はもう20年以上タンクトップ着ていますからね」と語った。一方、ひょっこりはんは「僕はまだ2年なんですよ。ルーキーみたいな感じで。だから今回選ばれて、寒い冬をこれで乗り越えてきてよかったなと思います」と驚きつつ、「僕の大胸筋も喜んでいます」と負けじとアピールしていた。
本作を観た感想について、なかやまきんに君は「最後にレスリングの対決シーンがありまして、その時のアーミル・カーン先輩の状況なんかがね、かなりぐっときました。最後はこうなるのか!と。ここに皆さんもご注目してほしいです。僕はそこが一番感動しましたね」と絶賛。ひょっこりはんは「父親がすごいスパルタで、娘はそのスパルタに嫌気がさして。ただ娘がお父さんのやさしさに気づいたというシーンはやっぱり泣けましたね」と感動のシーンを振り返った。
MCから、ひょっこりはんはソフトテニスでインターハイに出場した経験があることを明かされると、会場からはざわめきが。「僕は全国プレイヤーですよ」と見た目に反してスポーツ万能であることを告白した。なかやまきんに君は、アスリート視点での感想を聞かれると「話題になっていますけど、アーミル・カーン先輩がレスリングの若手時代のシーンのために肉体改造で鍛えられたということでね。そのトレーニングシーンを見たんですけど、すごく鍛えていて、食事の管理もされていて。映画の本編では数分なんですけど、半年近くかけて作りあげたということですごいなと。フォームとかもすごいきれいで。27キロ減量したんですよね。三角巾と広背筋に注目してみてください!どんな広背筋を作るためにラットプルダウンをしたのかというところに注目してみてください」と本作をアピールした。また、ひょっこりはんは「指導者が変わって揺れる葛藤というのが。僕もテニスをしていた時に指導者が変わり、まったく指導方針も変わってしまいました。そうしたら僕も怪我をしていまい、自分と投影してしまいました」と感慨深く語った。
そして、夏に向けて「筋肉料理研究家という一面もお見せします」と、なかやまきんに君が白いタンクトップを脱いで自身の肉体美を披露しながら、粉チーズを勢いよく頭上から力強く振りかけ“マグマスパゲティ”を完成させた。ひょっこりはんも粉チーズを振りかけるかと思いきや、最後はひょっこりと粉チーズを顔の前に出す“ひょっこりチーズ”を披露。そして、本作のヒットを祈願し、ひょっこりはんが本作のメインテーマ曲に合わせて渾身の応援ダンスを披露し、最後はひょっこりとのぞき込むポーズで決める“ひょっこり応援”で会場を盛り上げ、さらに2人によるヒット祈願の舞で大いに沸かせた。
最後に、「躍動感あふれる映画を劇場で見てくださいね~あ~涙がでる~はい、ひょっこり!」とひょっこり節全開のひょっこりはんに対し、なかやまきんに君は「ヒット間違いないと思いますが、筋肉三三七拍子で『ダンガル』の間違いないヒットを応援させていただきたいと思います」と会場と一体で盛り上がり、イベントを締めくくった。
『ダンガル きっと、つよくなる』
4月6日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
監督・脚本:ニテーシュ・ティワーリー
出演:アーミル・カーン ザイラー・ワシーム スハーニー・バトナーガル
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン/ギャガ
【ストーリー】 レスリングを愛する男。生活のために選手として生きることはあきらめたが、道場で若手を指導しながら、いつか息子を金メダリストにすることだけを夢見ていた。ところが、生まれたのは女の子。それから神頼みに始まり、ありとあらゆる産み分けを試すも、4人連続の女児。すっかり意気消沈し、道場からも遠ざかっていたが、ある日、ケンカで男の子をボコボコにした長女・次女の格闘センスに希望を見出し、翌日からコーチとして、二人を鍛えはじめる。男物の服を着せ、髪を切り…一家は、町中の笑いものとなるが、外野は意に介さず、ブレずに特訓に熱を込める父と、ささやかな抵抗を企て続ける娘たち。やがて、目覚しい才能を開花させた娘たちは―。
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