ノンスタ井上、映画初主演でも「僕が一番しゃべってない。セリフも2時間で覚えた」!?「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」概要発表会見

「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」が2018年4月19日(木)~4月22日(日)に開催される。本イベントの開催を目前に控え、本イベントの概要発表会見が3月20日に吉本興業東京本部で開催され、俳優の井浦新、お笑いコンビNON STYLE、野性爆弾くっきーほか豪華ゲストが登壇した。

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2009年にスタートした沖縄国際映画祭は、2015年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称、“映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツ”など、総合エンタテインメントの祭典として春の沖縄を代表するイベントに成長した。沖縄県内外のさまざまなエンタテインメントコンテンツを1年を通して創出し、島ぜんぶでおーきな祭に集積し、そこからまた発信することで、沖縄をエンタテインメント溢れる島にしていくことを目指している。

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司会を担当したガレッジセールのゴリは「もう10年目ですか。最初に(大﨑洋)社長が10年やると言ったときは続かないだろうって言っていた。それがまさかの10年目」としみじみ。しかし「第一回目のときにあまりの過酷な労働状況で、吉本社員が痩せこけていった。その日の打ち上げで社長が『これは10年続けたい!』と言ったときに、会社の皆んなが『もうやめてくれ!』って思った」と裏話を明かし会場を笑わせた。挨拶で登壇した「島ぜんぶでおーきな祭」実行委員長の大﨑は「赤字で続けてまいりましたが、少しずつ減ってきている。100年経てば黒字になる」と冗談交じりに述べた。

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特別招待作品『洗骨』の照屋年之監督(ガレッジセール・ゴリ)は、「映画も11作品目。裏方に回るときは本名でいいかなと」と今後は本名でいくことを決意。「主演は奥田瑛二さん」とビッグネームを出しつつ「キングタコスのタコライスを食べさせたくて連れて行ったら、奥田さんが小さい声で『あれ?タコはどこだ?』って(笑)。聞こえないふりをしました」と撮影時のエピソードを笑顔で明かした。

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特別上映作品『ニワトリ★スター』主演の井浦新は「かなた狼監督の初映画作品。映画作りの初期衝動を全部詰め込み、ものすごい熱量で作り上げた映画です。10年前、まだ本がないときから監督から『映画を作るから、その時は一緒にやってくれ』と約束されていました」と映画化の経緯を告白。「監督のこだわりで最初の10日間は撮影なしで、一緒に主演を務めた成田凌と2人だけでアパートで共同生活をしました」という驚愕の撮影スタイルも明かされていた。

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TV DIRECTOR’S MOVIE『劇場版ドルメンX』に音楽プロデューサーとして参加した野性爆弾くっきーは「ちょっと多才なところ見せちゃいましたね」とニンマリ。どうやって曲を作るのかを聞かれると「ピアノの鍵盤を指で叩いた瞬間に曲が生まれるから」と述べると、周りから「モーツァルトか!」とツッコまれていた。

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『耳を腐らせるほどの愛』脚本のNON STYLE 石田明と、主演の井上裕介。石田は「もともと井上を使う気はなかった。仕方なく主役にしたので、井上のセリフを減らす試行錯誤が映画に詰まっています」とコメント。初主演の井上は「11人ほど出演者がいるんですけど、おそらく僕が一番しゃべってない。セリフを覚えるのも2時間で大丈夫でした」とコメントし会場を沸かせた。

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会見では『Bの戦場』主演のガンバレルーヤよしこ、『美人が結婚してみたら』から脚本のシソンヌじろう、『サクらんぼの恋』に出演した宮川大輔、『家族のはなし』原作の鉄拳、『空からの花火』に出演した小杉竜一(ブラックマヨネーズ)ほか、元スピードスケート選手の岡崎朋美、かりゆし58の前川真悟、歌手の島袋寛子らが出席していた。

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「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」
2018年4月19日(木)~4月22日(日)開催
公式HP:http://oimf.jp/