リュック・ベッソン、THE ALFEEの吹き替えをベタ褒め!『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ジャパンプレミア

『レオン』、『フィフス・エレメント』、『LUCY/ルーシー』など、数々の名作を世に送り出してきた世界的巨匠、リュック・ベッソン監督によるSF超大作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が3月30日に全国ロードショーとなる。本作のジャパンプレミアが3月13日にTOHOシネマズ 六本木で行われ、イベントにあわせて来日したリュック・ベッソン監督、吹き替えキャストであるTHE ALFEE(桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦)、ゆりやんレトリィバァが登壇した。

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「日本は第2の祖国」と公言するベッソン監督は「どうもありがとう!」と日本語で挨拶。「初めて日本にやってきたのは30年近く前。それ以降、日本に来るのは毎回素敵な体験。本当に嬉しいのが僕のことを信頼してくださって、30年の長きに渡って作品が公開されて、観に来てくれる。皆さんの応援を心から感謝しています」とコメントしつつ、「30年後、ヨボヨボになっても、車椅子に乗ってでも来日します」と会場に詰めかけたファンにジョークを飛ばした。10歳の頃に本作の映画化を熱望したというベッソン監督は、本作の完成について「とても嬉しい」と率直な感想を述べ、「原作をご存じなくても全然大丈夫。映画を観てくれればわかっていただけるとので心配しないでください」と作品をPRした。

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イベントの中盤にはドーガン=ダギーズ役の吹き替えを担当したTHE ALFEEの桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦、バブル役を担当したお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが登場。ゆりやんが「アイ アム ジャパニーズ セックス・シンボル」と挨拶すると、ベッソン監督は「日本の方にとっては、ゆりあんさんはセックス・シンボルでよろしいんでしょうか?」と会場に問いかけ、会場を爆笑させた。

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桜井が「僕らの吹き替えはどうでしたか?」という質問をすると、監督は「世界中の吹替版がある中で、最高なのは日本」とTHE ALFEEの演技を絶賛。すかさず高見沢が「ダメな国はありましたか?」と質問すると「ジャーマン」と即答。「ドイツは大好きなんですけど、ドーガン=ダギーズはとても背が低くて可愛らしいのに、ドイツ語が合わない」と低い声でコメント。坂崎の「本作の続編は考えていますか?」という質問には、「もしかしたら。原作は29巻ありますので。ちなみにドーガン=ダギーズはほとんどに出ていますよ」と述べ、THE ALFEEの3人を喜ばせていた。

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『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
3月30日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーン カーラ・デルヴィーニュ クライヴ・オーウェン イーサン・ホーク リアーナ クリス・ウー ジョン・グッドマン ハービー・ハンコック ルトガー・ハウアー
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 西暦2740年。ヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は宇宙の平和を守る任務に就き、銀河をパトロールしている。2人が向かう“アルファ宇宙ステーション”は長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市”として銀河にその名を知られていた。しかし、その深部には邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた“秘密”があった…。果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか!?

© 2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION