ハリウッド俳優のイ・ビョンホン主演最新作『エターナル』が2月16日に公開となり、このほど本編映像が公開された。
アジアのみならずハリウッドでも活躍するイ・ビョンホンが主演を務め、「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に響く作品」と脚本にほれ込んだ本作。妻・スジンを実力派のコン・ヒョジンが演じ、元Wonder Girlsのアン・ソヒらが脇を固め、監督は本作で長編映画デビューしたイ・ジュヨンが務める。また韓国映画では珍しく、撮影の殆どをオーストラリアで行い、洗練された映像美で観客を魅了する。
本編映像は、イ・ビョンホン演じるジェフンが、妻スジンが自分のマンションの管理人に電話をかけ、部屋の中を確認するよう依頼している様子を、じっと家の外で黙って聴いているシーン。管理人が暗証番号で鍵を解除しようとするが上手くいかず、ジェフンはそっとその場を立ち去る。そしてなぜかジェフンの後を追う妻の犬。その後も不思議なことが続き、夜の街を歩いていると、古くからこの町に住んでいるという現地の女性が不信感を露わにし、声を掛ける。怪しいものではないと説明するも信じてもらえず、おもわずため息をついてしまうジェフン。なぜジェフンは家族の前に姿を見せず、家の周りをうろついているだけなのか?どこかミステリアスな雰囲気が漂うイ・ビョンホンが、表情や間で魅せる“静の演技”はやがて衝撃のラストへと繋がっていく。
『エターナル』
2月16日 TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本:イ・ジェヨン
出演:イ・ビョンホン コン・ヒョジン アン・ソヒ
配給:ハーク
【ストーリー】 証券会社で支店長を務めるカン・ジェフン(イ・ビョンホン)は、オーストラリアに住む妻スジン(コン・ヒョジン)と息子と離れて暮らしているが、安定した職と家族にも恵まれ、それなりに成功した人生を送っていた。しかし不良債権事件によりジェフンはすべてを失う。失意の中、ジェフンは家族との約束を果たすためオーストラリアへと向かうが、やっと会えた妻と子にはオーストラリア人男性の影がちらついていた。ショックを受けたジェフンは、密かにその場を去り、妻子たちの秘密を探り始める。
©2017 WARNER BROS PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED