ロングセラー児童小説の実写映画『パディントン2』のジャパンプレミアが、1月16日にTOHO シネマズ六本木ヒルズで行なわれ、落ちぶれた俳優フェニックス・ブキャナン役のヒュー・グラント、ブラウン一家のお父さん役であるヒュー・ボネヴィルが来日。日本語吹き替えキャストである斎藤工(ブキャナン役)と、三戸なつめ(ジュディ役)と共に、レッドカーペット&舞台挨拶に登場した。
約8年ぶり7度目の来日となったヒュー・グラントは、「自分が今まで出演した作品の中で、この作品がベストなんじゃないかと思っています」とニッコリ。今回が初来日となるヒュー・ボネヴィルも「一作目も多くの方に御覧いただいたと伺いましたが、二作目はもっともっと気に入ると思います」と本作の仕上がりに太鼓判を押した。
舞台挨拶の途中、日本語吹き替えキャストである斎藤工と、三戸なつめが登壇。自身のお父さん役となるヒュー・ボネヴィルと対面した感想について、三戸は「おっきいです(笑)」とヒュー・ボネヴィルを見上げつつ、「映画で見るお父さんは、ふくよかに見えていたんですけど、会うとシュッとしていてカッコイイ」とコメント。
続けて斎藤は、「『パディントン』の世界にヒュー・グラントさんがどう溶け込むのか、作品自体に興味があったので参加させていただきました」と、出演の経緯を語った。ヒュー・グラントのコメディラインへの振り幅に興味があるという斎藤は、「僕はその辺がうまくハンドリングできていない。俳優のイメージを壊す快感みたいなものを感じますか?」と質問すると、ヒュー・グラントは「年を重ねてもう少し醜くなれば、もっとやり甲斐のある役が絶対舞い込んできます」と助言し、会場を笑いに包んでいた。
▼レッドカーペットには、ゲストとして中島早貴、熊井友理奈、朝比奈彩、矢島舞美、志茂田景樹も登場した
『パディントン2』
2018年1月19日(金)公開
監督:ポール・キング
出演:(声)ベン・ウィショー ヒュー・グラント ブレンダン・グリーソン ヒュー・ボネヴィル サリー・ホーキンス
日本語吹替:松坂桃李 古田新太 三戸なつめ 斎藤工
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 ロンドンのウィンザー・ガーデンで、ブラウン家の“家族”として、幸せに暮らすパディントン(声:ベン・ウィショー)。誰に対しても礼儀正しく親切なパディントンは、たくさんの友達に囲まれていた。もうすぐ、ペルーでひとりぼっちだったパディントンを育て、ロンドンへと送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日。完ぺきなプレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさん(ジム・ブロードベント)のアンティークショップで、ワンダフル!な飛び出す絵本を見つける。だが、世界にたった1冊しかないその絵本は、とても高価だ。パディントンは、働いてお金を貯めようと決意する。
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