映画『黒い暴動❤』の宇賀那健一監督による、娯楽を禁止された世界を描く映画『サラバ静寂』が1月27日より公開される。このほど、予告編が公開された。
本作は、音楽や映画、小説などの娯楽を禁止する法律“遊楽法”が施行された日本を舞台に、音楽に魅了されていく主人公ミズト(吉村界人)とトキオ(若葉竜也)が、闇ライブイベント“サノバノイズ”を目指すというストーリー。音楽を心から憎む警察官・杉村役での斎藤工の出演や、浅野忠信とCharaの娘、SUMIREの映画デビューでも話題だ。
本作の冒頭映像には32組のミュージシャンが参加し、忘れらんねえよ、仮面女子、遠藤ミチロウ、渡辺俊美らが登場する。
『サラバ静寂』
2018年1月27日(土) ユーロスペース他にて公開
監督・脚本:宇賀那健一
出演:吉村界人 SUMIRE 若葉竜也 森本のぶ 斎藤工 カトウシンスケ 内木英二 川連廣明 泊帝 影山祐子 杉山拓也 髙木直子 田山由起 美館智範 ミヤザキタケル ヒス ソニー 灰野敬二 大貫憲章 仲野茂 今村怜央
【ストーリー】 「遊楽法」という音楽や映画、小説などの娯楽が禁止される法律が施行された日本。ネジ工場で働くだけのつまらない生活を送っていたミズト(吉村界人)とトキオ(若葉竜也)はある日、偶然根絶されたはずの音楽が沢山保存されている廃墟を見つけてしまう。廃墟に通いつめ、どんどん音楽に魅了されていく2人は、未だに闇ライブが行われているという「サノバノイズ」の存在を知り、そこへいくことを夢見て一緒に音楽を作りだすのだが、音楽を心から憎んでいる杉村(斎藤工)率いる警察、そして、音楽を所持している罪で父親を殺されたヒカリ(SUMIRE)も2人のいる廃墟へと歩みを向けていた…。
©『サラバ静寂』製作委員会