岡田将生、木村文乃がサプライズ登場!『伊藤くん A to E』androp ボーカル内澤崇仁が生演奏!主題歌「Joker」発売記念イベントレポート

人の恋愛を覗き見ているような体感と、ヒリヒリするような共感のリアルさが話題沸騰となったドラマ『伊藤くん A to E』が、岡田将生と木村文乃のW主演で映画化され、2018年1月12日より全国ロードショーとなる。公開直前となる1月10日、主題歌を担当したandrop ボーカル内澤崇仁が登場したリリースミニライブに、W主演の岡田将生&木村文乃がサプライズで登壇した。

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主題歌「Joker」リリース記念として、androp ボーカルの内澤崇仁によるアコースティックミニライブが、東京・TOWER RECORDS 渋谷店にて、300人の観客を集めて開催された。内澤の貴重なアコースティックライブに、観客が盛り上がる中、この日全4曲演奏され、最後に本作の主題歌である「Joker」が披露された。内澤自身が、「エレクトロな雰囲気とバンド的なものと融合というか、一人でどこまでできるのか、俺も謎なんです。初めてでドキドキしてます。今後やることはない、スペシャルバージョン、渋谷のタワレコバージョンで演奏したいと思います」と語るほどの、プレミアムなソロ歌唱だった。

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そしてスペシャルゲストとして、記念日協会によって正式に制定された、1月10日<伊藤くんの日>にちなんで、ドラムの伊藤彬彦がサプライズ登場。すると「今日の演奏良かったよ」となぜか、内澤に対して上から目線の伊藤の言葉に、場内のandropファンは大盛り上がり。ミニライブもこのまま終了と思いきや、さらにスペシャルなゲストとして、W主演の岡田将生と木村文乃が艶やかな着物姿で突如登場し、場内は黄色い歓声で沸き返った。内澤のソロ歌唱を、実は観客に隠れて鑑賞していた2人は、「聴けて良かったです!」(岡田将生)、「どうしても頭からライブを聴きたくて、全てのイベントを早回しで、巻き巻きで駆けつけました」(木村文乃)と、興奮した面持ちで感想を語った。

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「Joker」の作詞作曲をした内澤崇仁は、事前に原作を読み、ドラマを鑑賞し、映画の台本も読み込んだ上で、曲作りに取り組んだ。「小説や脚本、ドラマを拝見させていただいた上で、伊藤くんのように無自覚で人を傷つけてしまうことが普段の生活でもあるなと思いながら書きました。伊藤くん目線でも、振り回されている女性たちからの目線でも共感できる歌詞にしたつもりです。自分も無自覚に人を傷つける瞬間があるなと」と、楽曲を手掛けた時のエピソードを語った。また岡田の映画インタビュー記事を見たという内澤が、「インタビューで、岡田くんの(役柄の)ことを、“痛い男”と言ったりするので、脳のなかで岡田くんは痛い男になっちゃっている」と語ると、岡田将生はショックを受けたように苦笑いをしていた。さらに主題歌「Joker」について聞かれた岡田は、「(主題歌「Joker」は)映画の全てを説明してくれるような曲です。映画を観た後で気持ちよく映画館から出られる。エンドロールで流れるのが別の曲だったらこの感情にはなれなかった。自分が出演している映画の曲を聞いて興奮しています」と、そして木村は、「初めて本編に流れる曲を聴いたときに、希望が持てるなって思ったんです。それでパンフレットの歌詞を見たときに、ありがとうと思いました。曲(主題歌「Joker」)を聴いただけで、映画のことが分かっちゃうって」と、口を揃えて絶賛していた。

『伊藤くん A to E』
2018年1月12日(金)より全国ロードショー
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
主題歌:androp「Joker」(image world)2018年1月10日(水)リリース
出演:岡田将生 木村文乃 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 田口トモロヲ 中村倫也 田中圭
配給:ショウゲート

【ストーリー】 20代半ばで手掛けた大ヒットTVドラマ「東京ドールハウス」で一躍有名になったものの、ある出来事がきっかけで新作を書けずにいる落ち目のアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。ドラマプロデューサーの田村(田中圭)からも勧められ、自身の講演会に参加した【A】~【D】の4人の女性たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。そんな彼女たちを悩ませ、振り回している男の名前が偶然にもすべて“伊藤”。莉桜は心の中で「こんな男のどこがいいのか?」と毒づきながら、脚本のネタのために“もっと無様に”なるよう巧みに女たちを誘導する。そして、莉桜は彼女たちの取材を重ねるうちに、【A】~【D】の女たちが語る“痛い男”=“伊藤”が同一人物ではないかと考えはじめる。そんなある日、莉桜が講師を務めるシナリオスクールの生徒のひとりで、容姿端麗、自意識過剰、口先ばかりでこれまで1度も脚本を書き上げたことのない、28歳フリーターの“伊藤誠二郎”(岡田将生)が、4人の女【A】〜【D】たちを題材にしたドラマの企画を持ち込んできたと、田村に聞かされる。なんと、これまで4人の女たちを振り回してきた“痛男”の正体は、莉桜が最も見下していた自分の生徒、“伊藤”だったのだ。しかも莉桜が再起をかけて取り組んできた渾身のネタを彼に奪われるかもしれない…。さらにそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。二重の衝撃の事実にショックを受ける莉桜だが、実は“伊藤”の中では莉桜が5人目【E】の女になっていた。“伊藤”の狙いは一体何なのか、莉桜は徐々に追い詰められていく。

©「伊藤くん A to E」製作委員会