フジコ・ヘミング 初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』特報

コンサートを開けば即完売し、“最もチケットが取りにくいピアニスト”と言われる、フジコ・ヘミング初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』が初夏に全国ロードショーとなる。それに先だち、本作の特報が公開された。

その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれるフジコ・ヘミングは、現在、ヨーロッパをはじめ、北米、南米、ロシアなど世界中からリサイタルのオファーが絶えない。本作は、スウェーデン人の父との別離、母からの厳しいレッスン、ハーフへの差別、貧しい留学生活、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、どんな時も夢をあきらめなかった彼女の人間性と音楽、知られざるヒストリーに迫った、フジコ初のドキュメンタリー映画だ。

公開された特報では、“フジコの魂と音楽に触れる旅”というナレーションとともにパリ、NY、ブエノスアイレス、ベルリン、京都と世界をめぐるフジコが映し出される。ワールドツアーで演奏するピアニストとしての姿だけでなく、自宅や飼っている猫などプライベートにまで切り込んでいる。

『フジコ・ヘミングの時間』新場面写真

『フジコ・ヘミングの時間』
2018年初夏 シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
監督:小松莊一良
出演:フジコ・ヘミング
配給:日活

【作品概要】 60代で世界に見いだされた奇跡のピアニスト、フジコ・ヘミング。いくつになっても夢を追い求める、彼女の今、そして未来を解き明かす。コンサートを開けば即完売、チケットがとれないと言われるピアニスト フジコ・ヘミング。その情感あふれるダイナミックな演奏は多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれている。本作では、聴力の喪失など苦難を乗り越え、どんな時も夢をあきらめなかった彼女の人間性と音楽を見つめる。数奇な人生を歩む彼女の“今”には、生きるヒントがたくさんつまっている。世界を巡るフジコに密着した初のドキュメンタリー映画となる。心震えるワールドツアーの演奏、自宅で愛する猫たちに囲まれて暮らす姿など、本作でしか見られないフジコ・ヘミングの素顔に迫る。

©2018「フジコ・ヘミングの時間」フィルムパートナーズ