『ピアニストを待ちながら』『眠り姫』などで知られる七里圭監督の最新作『清掃する女 亡霊』が、6月13日(土)より東京・新宿K’s cinemaほか全国順次公開されることが決定した。

本作は、2019年に上演された舞台作品『清掃する女』をベースに、映像とAI技術を融合させて新たな“シネマ”として再構築した実験的作品。夢幻能の形式を下敷きに、歌唱、身体表現、CG、AIによる骨格抽出技術を組み合わせ、“人間不在の未来”を描き出す異色作となっている。
主人公は、白髪となり孤独に日々を送る清掃婦。ある日、若き姿のまま現れた母の亡霊が、子を産まず生きる娘を責め立てる。母娘の愛憎と葛藤が、夢幻能を思わせる幻想的なパフォーマンスとして展開されるなか、やがて舞台空間はCGへと変貌。人間の身体性が消失した世界の先にある“亡霊”の存在を問いかける。
白髪の清掃婦を演じるのは、転形劇場出身で現在はARICAを主宰する安藤朋子。母の亡霊役には、ダンスカンパニーBATIKを率いる振付家・黒田育世が出演するほか、歌唱・音楽をさとうじゅんこが担当する。
七里監督は、「AIという新たな知能が恐ろしいスピードで社会を侵食する、その前夜に生まれたイメージが『清掃する女 亡霊』だった」とコメント。「作品を発表することで、今では清々しい気持ちで世界の未来を考えられるようになった」と語っている。
▼予告編
■作品情報
『清掃する女 亡霊』
2026年6月13日(土)より新宿K’s cinemaにて1週間限定レイトショー、その後全国順次公開
監督:七里圭
出演:安藤朋子、黒田育世
歌唱・音楽:さとうじゅんこ
脚本:新柵未成、七里圭
製作・配給:charm point
© charm point

