ひと夏の恋とすれ違いが、バカンスの中で揺れ動く!『バカンスは始まったばかり』公開決定

木村聡志監督の最新作『バカンスは始まったばかり』が、2026年6月19日より全国順次公開される。本作は、海辺の町を舞台に、恋愛感情の揺らぎと人間関係の機微を繊細かつユーモラスに描き出す“バカンス映画”だ。

物語は、3年連れ添った夫・春樹と離婚したばかりの優香が、親友の詩菜とその恋人・太宰とともに海辺の町へバカンスに訪れるところから始まる。そこで優香は、かつて恋仲だった太宰と再会。時間の経過とともに封じ込めていた想いが再び揺れ動いていく。一方で詩菜は、町で暮らす詩人・天馬に惹かれていき、それぞれの恋が複雑に交差していく。

本作の特徴は、“カップルズ形式”と呼ばれる独自の演出。2人ずつがフレームに収まる“1:1”の構図を連鎖させることで、人物同士の距離感や関係性の変化を視覚的に浮かび上がらせる。誰が誰に心を寄せ、どの瞬間に関係が変わるのか――恋愛の偶然と必然が、軽やかな会話劇の中で描かれていく。

また、ジャック・ロジェやエリック・ロメールらに代表されるフランス映画の系譜に連なる“バカンス映画”への挑戦も本作の大きな魅力。海、風、会話といった日常の断片を重ねながら、登場人物たちの感情が少しずつ変化していく様子が、穏やかでどこか可笑しみのあるタッチで描かれる。

主演は芋生悠。共演に足立英、新帆ゆき、山口雄大ら若手実力派が集結し、自然体の演技で“ひと夏の関係性”をリアルに体現している。観る者は、彼らの何気ない会話や視線の交差の中に、自身の記憶や感情を重ねていくことになるだろう。なんてことのない日常の積み重ねが、いつしか多幸感へと変わる――そんな“バカンスの魔法”を感じさせる一作だ。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『バカンスは始まったばかり』
公開日:2026年6月19日(金)
監督・脚本・編集:木村聡志
出演:芋生悠、足立英、新帆ゆき、山口雄大、五十嵐諒、白石優愛、戸塚有輝 ほか
主題歌:モテギスミスバンド「バカンスに行こうよ」
上映時間:85分
製作・配給・宣伝:ENBUゼミナール
制作プロダクション:Ippo
配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS

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