伊藤英明×染谷将太が“国境破り”のバディに!黒川博行「疫病神シリーズ」傑作『国境』が井筒和幸監督で実写映画化

黒川博行による人気小説“疫病神シリーズ”の傑作『国境』が実写映画化されることが決定し、現在関西で撮影が行われている。監督を務めるのは『パッチギ!』『黄金を抱いて翔べ』などで知られる井筒和幸。主演には伊藤英明と染谷将太が名を連ね、シリーズ屈指のスケールを誇る物語がスクリーンで描かれる。

原作は、『後妻業』などでも知られる作家・黒川博行の代表作“疫病神シリーズ”の一編。大阪のヤクザ・桑原保彦と建設コンサルタントの二宮啓之という、立場も性格もまったく異なる二人のアウトローがバディを組み、裏社会の悪党を相手に暴れ回る痛快エンターテインメントだ。シリーズはこれまで多数の映像化作品を生み、第5作「破門」は直木賞を受賞するなど、日本のエンタメ小説を代表する人気シリーズとして知られている。

その中でも『国境』は、物語の舞台が海外に及ぶなどスケールが大きく、長年“映像化不可能”と言われてきた作品。今回ついに映画化が実現した。物語は、騙し取られた金を取り返すため、桑原が相棒の二宮を引き連れて北朝鮮へ密入国し、高飛びした詐欺師を追うという大胆な展開から始まる。国境を越えた先に待ち受けるのは、欲望と陰謀が渦巻く危険な世界。命懸けで悪党を追い詰めていく二人の“国境破り”の旅が描かれる。

大阪で任侠を貫く男・桑原保彦を演じるのは伊藤英明。アウトローでありながらも悪党を叩きのめすヒーロー的存在を体現する。一方、桑原と腐れ縁の関係にありながらもバディを組む建設コンサルタント・二宮啓之を染谷将太が演じる。突き進む桑原を冷静に見つめつつ支える存在として物語を牽引する。伊藤と染谷はこれまでにも共演を重ねてきたが、本格的なバディ役は本作が初めて。息の合ったコンビネーションに期待が高まる。

監督を務める井筒和幸は、本作について「任侠道を貫くアウトローと生きあぐねる若者の迷コンビが、カネに取り憑かれた悪党どもを叩きのめす痛快無頼の冒険物語」と語る。関西とアジアを舞台にしたスケール感あふれる物語を、社会派エンターテインメントの名手がどのように描き出すのか注目される。

撮影は2026年2月末にクランクインし、関西を中心に大規模ロケを実施。韓国人キャストの出演も予定されており、日韓合作として世界展開も視野に入れているという。国境を越えるノワールアクションと、個性豊かなバディの活躍がどのような映画体験を生み出すのか、完成が待たれる。

▼伊藤英明&染谷将太 コメント&メイキング映像

■作品情報
タイトル:国境
原作:黒川博行『国境』(文春文庫)
監督:井筒和幸
脚本:吉田康弘
出演:伊藤英明、染谷将太
企画:紀伊宗之
プロデューサー:村岡伸一郎
製作・配給:K2 Pictures
撮影:2026年2月クランクイン(関西で撮影中)

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