映画への純粋な愛を描く、ヌーヴェルヴァーグ誕生の瞬間!リチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』公開決定

『6才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア』シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督の最新作『ヌーヴェルヴァーグ』が、2026年7月に日本公開されることが決定した。本作は、2026年ゴールデングローブ賞<ミュージカル・コメディ部門>作品賞にノミネートされ、すでに世界的な注目を集めている話題作だ。

物語の舞台は1959年のフランス。後に映画史を塗り替えることになる若き映画作家たちが、まだ“何者でもなかった”時代に情熱を燃やしていた瞬間を切り取る。本作が描くのは、ジャン=リュック・ゴダールが長編デビュー作『勝手にしやがれ』を生み出すまでの創作の過程と、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロル、エリック・ロメールら、ヌーヴェルヴァーグを支えた仲間たちとの活気に満ちた交流だ。

リンクレイターは学生時代からヌーヴェルヴァーグに強い影響を受けており、本作は10年以上温めてきた企画だという。完成した映画は『勝手にしやがれ』の精神に呼応するように、アカデミー比率(1:1.37)のモノクロ映像で撮影され、全編ほぼフランス語という大胆な試みに挑戦。観客を1959年当時へと連れ戻すため、キャストには既視感を排したほぼ無名の俳優陣を起用している。

主人公のジャン=リュック・ゴダール役には、写真家・モデルとして活動していたギヨーム・マルベックを抜擢。ジーン・セバーグ役を演じるのはゾーイ・ドゥイッチで、映画史に名を刻む俳優たちの若き姿を瑞々しく体現する。リンクレイターは本作について、「これは『勝手にしやがれ』のリメイクではない。1959年にカメラを持って飛び込み、時代や空気を再現したい。映画を作るべきだと確信させてくれた人々へのラブレターだ」と語っている。

2025年のカンヌ国際映画祭では正式出品され、批評家から熱狂的な歓迎を受けた本作。「映画へのピュアな愛の証」「映画を革命した若者たちのまばゆい青春のポートレート」と称賛され、クエンティン・タランティーノも絶賛したという。映画が持つ自由と衝動、その原点を描き出す『ヌーヴェルヴァーグ』は、映画ファン必見の一作となりそうだ。

▼海外版予告編

▲メイキング写真

■作品情報
タイトル:ヌーヴェルヴァーグ
原題:Nouvelle Vague
公開日:2026年7月 全国公開
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:ホリー・ジェント、ヴィンス・パルモ
出演:ギヨーム・マルベック、ゾーイ・ドゥイッチ、オーブリー・デュラン ほか
製作年/製作国:2025年/フランス
上映時間:106分
言語:フランス語・英語
画面比:1:1.37
配給:AMGエンタテインメント

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