アジアを代表する俳優・ジェジュンがキャリア初となるホラーに挑む『神社 悪魔のささやき』が、2026年2月6日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開される。監督を務めるのは、『658km、陽子の旅』で上海国際映画祭三冠を獲得し、国内外で高い評価を得る映画作家・熊切和嘉。日韓のキャスト・スタッフが集結し、“祈祷師”という禁忌的モチーフを軸に、これまでにない独創的なシャーマニズム・ホラーが誕生した。

物語の舞台は神戸の山中に佇む廃神社。日韓文化交流プロジェクトで訪れていた大学生たちが、まるで“神隠し”のように忽然と姿を消す。事件の知らせを受けた祈祷師ミョンジン(ジェジュン)は、大学時代の後輩でありプロジェクト責任者のユミ(コン・ソンハ)を助けるため、韓国から神戸へ急行する。
ミョンジンは地元の牧師ハンジュ(コ・ユンジュン)や、学生たちの下宿先の大家サトウ(木野花)らの協力を得ながら失踪事件を追うが、調査は思いもよらぬ方向へと進み、やがて“悪しき存在”の正体が明らかになっていく。祈りと呪い、信仰と情念が絡み合う先に待ち受けるのは、ミョンジン自身の“過去の影”とも向き合わざるを得ない圧倒的な恐怖だった。
解禁された場面写真では、祈祷師の祭具である鈴を手に真剣な眼差しを向けるミョンジンの姿が収められ、張り詰めた緊迫感が伝わってくる。ジェジュンは「新しい扉を開くような貴重な体験になりました。ぜひ劇場でその空気を感じてください」とコメント。キャリアの新境地となる“ダークヒーロー像”にも注目だ。
一方、熊切監督は「現場は壮絶で、映画にも“禍”のようなものが焼き付いてしまった」と語り、作品に宿るリアルな恐怖を予感させる。
■作品情報
タイトル: 『神社 悪魔のささやき』
監督: 熊切和嘉
主演: ジェジュン
出演: コン・ソンハ、コ・ユンジュン、木野花
原題: 신사: 악귀의 속삭임
英題: THE SHRINE
公開表記: 2026年2月6日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
配給: クロックワークス
上映時間: 96分/2025年/韓国/R-15
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