ジョニー・デップ約30年ぶりの監督復帰作『モディリアーニ!』芸術家アメデオ・モディリアーニの“狂気と情熱の72時間”を描く魂のドラマ、1月16日公開

ジョニー・デップが『ブレイブ』(1997)以来、約30年ぶりとなる監督復帰を果たした最新作『Modi:Three Days on the Wing of Madness』が、邦題『モディリアーニ!』として2026年1月16日(金)より全国公開される。本国オリジナルポスターと日本語字幕付き予告も解禁され、美しさと破滅性が同居するモディリアーニの世界が鮮烈に立ち上がった。

物語の中心となるのは、1916年、戦火のパリで過ごしたモディリアーニの“激動の3日間”。天才でありながら批評家に認められず、貧困や不摂生、薬物依存に苦しんだ彼が、人生を変える決断を迫られる瞬間が、デップの演出によって濃密に紡がれる。

1916年、第一次世界大戦下のパリ。酒と混乱にまみれた日々を送り、作品も売れず、警察からも追われるなど行き詰まっていた芸術家アメデオ・モディリアーニ。キャリアを諦め、この街を去ろうと心に決めた彼の前に立ちはだかったのは、仲間の画家モーリス・ユトリロ、シャイム・スーティン、そして彼のミューズであるベアトリス・ヘイスティングスだった。

彼らの存在に引き止められつつ、モディリアーニは友人で画商のレオポルド・ズボロフスキに助言を求めるも、その心は迷いと焦燥の中でもがき続ける。そんな混乱の中で出会ったのが、アメリカ人コレクターのモーリス・ガニャ。彼との邂逅は、モディリアーニの人生の歯車を大きく動かすことになる。芸術と破滅、愛と再生。その全てが渦巻く“狂気と情熱の3日間”が、デップの手腕によって濃密なドラマとして蘇る。

主人公モディリアーニを演じるのは、『ジョン・ウィック:チャプター2』や『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』で知られるリッカルド・スカマルチョ。共演には、アル・パチーノ、アントニア・デスプラ、スティーヴン・グレアムら国際派キャストが名を連ねる。

本作はデップの長年の友人であるアル・パチーノの声掛けをきっかけに始動。2024年のサン・セバスティアン映画祭ではプレミア上映され、その骨太な人間ドラマが観客の注目を集めた。

12月2日(火)には、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにてジャパン・プレミアの開催が決定。ジョニー・デップ本人が登壇予定で、約8年半ぶりの来日となる。レッドカーペットや舞台挨拶も予定されており、公開に向け大きな盛り上がりを見せている。

▼オリジナル予告

■作品情報
タイトル: 『モディリアーニ!』
原題: Modi:Three Days on the Wing of Madness
公開: 2026年1月16日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督: ジョニー・デップ
脚本: ジャージー・クロモウロウスキ、マリー・オルソン・クロモウロウスキ
原作: 戯曲「モディリアーニ」(デニス・マッキンタイア)
出演:
リッカルド・スカマルチョ、アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、
スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノ
2024年/イギリス・ハンガリー/108分/ヨーロピアンビスタ/カラー/5.1ch
言語: 英語・フランス語・イタリア語
日本語字幕: 岩辺いずみ
配給: ロングライド、ノッカ
協賛: LANDNEXT、セレモニー

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