永野「スプリングスティーンが大好きだ!ラッセンより好き!」魂の“ボス愛”全開コメントで会場を席巻!

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の公開を記念したイベントが11月19日(水)、グランドシネマサンシャイン池袋で開催され、スプリングスティーンの大ファンとして知られるお笑い芸人・永野と、Z世代を代表するタレント・ゆい小池が登壇。永野のキャッチーな“ボス愛コメント”と爆弾トークが連発し、会場は終始笑いに包まれた。 

冒頭、スプリングスティーンを意識した赤いバンダナ姿で登場した永野は、「“ブルース・スプリングスティーンだ!”と思って被ったら、家系ラーメンの家主みたいになってる…」と自虐で会場を温めると、そのまま熱量高めのスプリングスティーントークへ突入。一方、ゆい小池は「(作品イベントに呼ばれたことに)私が一番不思議です…(苦笑)」と正直に告白しつつ、鑑賞後は「めっちゃハマりました! めっちゃ響きました」と感動を口にし、観客から大きな拍手が送られた。

永野は作品について、「歴史の話かと思ったら、“売れてるけど一番フワッとした状態”の時期を描いていて『よくここを描いたな』と思った」と語り、若き日のスプリングスティーンの“揺れる心”に強い共感を寄せた。さらに、主演ジェレミー・アレン・ホワイトについても「本人かと思うくらい再現度が高い!」と絶賛。小池も、劇中の恋人フェイに「めっちゃ好き! メリーゴーランドのシーンが憧れすぎて…」と胸キュンポイントを明かし、若者ならではの視点で作品の魅力を語った。

「今の日本のアーティストで例えるなら?」という小池からの質問に対し永野は、「当時“まんまパクってた人”がいたけど…それ言うと終わっちゃうんで(笑)」とネットニュースを警戒しつつ、「各世代にいる“カリスマ”という存在。Z世代の痛みを歌う系と思ってくれれば」と慎重に回答し、会場の笑いを誘った。

イベント終盤、小池が突然の“ネタ披露”。「永野より、普通に、スプリングスティーンが好き!」とキレ味抜群に叫ぶと、永野は「俺のイベントって絶対この流れじゃん(笑)」と嘆きつつも満面の笑み。続いて永野本人が持ちネタを全力披露し、「スプリングスティーンが大好きだ! ラッセンより好き!」と絶叫。さらに間奏では「スプリングスティーン、ごめんね。日本のミュージシャンがいろいろパクって…」と危険球を投げ込み、客席は笑いの渦に。

小池は「今悩んでる人に一番見てほしい。知らなくても没頭できるし、めっちゃ共感できます」とコメント。永野は「見ている間に浄化される、不思議な映画。心がきれいになる映画です」と語り、温かい拍手の中、イベントは幕を閉じた。 

■作品情報
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
監督・脚本:スコット・クーパー
主演:ジェレミー・アレン・ホワイト
共演:ジェレミー・ストロング、ポール・ウォルター・ハウザー、スティーヴン・グレアム、オデッサ・ヤング、ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

ストーリー:
1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影に潜む孤独と葛藤を抱えていた。誰もいない〈どこでもない場所〉で、4トラックレコーダーを前に、彼は静かに“魂の声”を刻み始める――。 

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