デンマーク映画史上最高傑作とも評される幻の名作『ブレイカウェイ』（2000）が、ついに日本劇場初公開を迎える。本作は、11月14日（金）より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて開催される「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」にて上映される。

主演は、2025年11月22日に60歳の誕生日を迎えるマッツ・ミケルセン。ニコラス・ウィンディング・レフン、トマス・ヴィンターベアらデンマークの名匠たちと数々の名作を生み出してきたミケルセンが、本作では暴力でしか生き方を見出せない荒くれ者アーニーを演じる。鍛え抜かれた肉体と若き日の色気が溢れる姿は必見だ。

このたび解禁された予告編（では、銃器マニアのアーニーを中心に、大金強奪を企てる4人のならず者たちが繰り広げる危険な計画と、誰も予想できなかった衝撃の結末がスリリングに映し出される。場面カットでは、若きマッツが放つ無骨でワイルドな魅力が全開。デンマークで歴史的ヒットを記録した理由が一目で伝わる映像となっている。

不条理な子供時代のトラウマを抱え、人生の歯車が狂い続けてきた4人のならず者たち。年齢も境遇も異なる彼らは、最後の賭けとして大金強奪を計画する。しかし、逃亡の果てに待ち受けていたのは誰も想像し得なかった運命だった――。激しい銃撃戦の末に繰り広げられる逃避行、そして心をえぐる結末が観る者の胸を突き刺す。

「マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」では、『ブレイカウェイ』をはじめ、『フレッシュ・デリ』『アダムズ・アップル』『アフター・ウェディング』『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』『偽りなき者』『メン＆チキン』の全7作品を一挙上映。未公開作品を含む貴重なラインナップで、マッツ・ミケルセンのキャリアを通して培われた演技の真髄をスクリーンで体感できる、ファン必見の特集上映となっている。

▼予告編
https://youtu.be/49KQLV-Rp3E

■作品情報
『ブレイカウェイ』
監督：アナス・トマス・イェンセン
出演：マッツ・ミケルセンほか
2000年／デンマーク／112分
※日本劇場初公開
公開：2025年11月14日（金）より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国公開
配給・宣伝：シンカ

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