マッツ・ミケルセン主演 北極で窮地に立たされた男のサバイバル映画『残された者-北の極地-』予告編

「ハンニバル」、『ドクター・ストレンジ』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で知られる“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが主演を務め、北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル映画『残された者-北の極地-』が11月8日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマ。飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、極寒の荒野を毎日歩き回り、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、パイロットの女性は大怪我を負ってしまう。オボァガードは、瀕死の女性を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。

予告編では、オボァガード(マッツ・ミケルセン)が「SOS」の文字を大地に刻み、簗で魚を捕獲し、破損したプロペラ機を活動拠点に手作業で救難信号を探る。ようやく救助に来たヘリコプターが目の前で墜落し、女性パイロットが大怪我を負ってしまう。それまで不用意な移動を避け、目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。果たして、残された二人は生き残れるのか?一遍のサバイバル映画の枠を超えて、一種の人生訓、寓話ですらあるようだ。マッツが「これまで経験した中で最も過酷な撮影だった」と言うように、映像からは撮影が厳しいものであったことも伝わってくる。ナレーションは、マッツ・ミケルセンの過去作の日本語吹き替えを数多く手がける声優・井上和彦が担当する。

『残された者-北の極地-』
11月8日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本:ジョー・ペナ
製作総指揮:マーサ・デ・ラウレンティス
音楽:ジョセフ・トラパニーズ
出演:マッツ・ミケルセン マリア・テルマ・サルマドッティ
配給:キノフィルムズ 木下グループ

【ストーリー】 飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロット、オボァガード(マッツ・ミケルセン)は、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターに留まりながら、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を負ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女性を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。危険は承知。しかし、行動しなければ女性に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが…。

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