吉井和哉、復活の軌跡を追うドキュメンタリー『みらいのうた』予告編&場面写真解禁!

THE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井和哉に3年間密着したドキュメンタリー映画『みらいのうた』が、12月5日(金)より全国公開される。このたび、第38回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門への公式出品とあわせて、本編初出しとなる予告編と場面写真が解禁された。

予告編は、吉井が少年時代を過ごした静岡の海から始まり、ドキュメンタリー制作のきっかけ、そして人生の転機へと続く。吉井の音楽人生の原点は、10代の頃に結成したバンド「URGH POLICE」でのボーカル・EROとの出会いだった。40年を経て、病に倒れたEROのために「もう一度一緒に演奏しよう」と約束を交わす吉井。しかし撮影開始から数か月後、自身も喉頭がんを発症する――。それでもステージへの情熱を絶やすことなく、2024年、東京ドームで奇跡の“復活ライブ”を実現するまでの軌跡が描かれる。

エリザベス宮地監督がカメラを向けたのは、ミュージシャン・吉井和哉の“表舞台”だけではない。生まれ故郷・静岡での記憶、亡き父と母との思い出、旧友たちとの再会――。そして、病と向き合いながら一歩ずつ前に進む姿を、3年間の密着で丹念に捉えた。「人生の7割は予告編で 残りの命を数えた時に本編が始まる」という印象的なナレーションが、人生の儚さと再生の力を静かに語りかける。

劇中には、2001年の活動休止前の東京ドーム公演で披露された「JAM」や、2024年の復活ライブ「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」での「バラ色の日々」「悲しきASIAN BOY」など、名曲の数々も収録。また、BiSHのラストシングル「Bye-Bye Show」制作過程や、チバユウスケとの絆など、日本ロック界の裏側に迫るエピソードも盛り込まれている。音楽の歓びと人生の痛み、そのどちらもが深く響き合う、まさに“吉井和哉の本編”と呼ぶべきドキュメンタリーだ。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『みらいのうた』
出演:吉井和哉、ERO
監督・撮影・編集:エリザベス宮地
ナレーション:小川未祐
プロデューサー:青木しん
共同プロデューサー:成瀬保則、仲安貴彦
製作:murmur、TYMS PROJECT、ハピネット・メディアマーケティング、FM802、スペースシャワーTV、ローソンエンタテインメント
製作幹事・配給:murmur
配給協力:ティ・ジョイ
公開日:2025年12月5日(金) 全国公開

©2025「みらいのうた」製作委員会