記憶を失った少女と温泉支配人の出会いが織りなすハートウォーミングファンタジー『おかえりの湯』2026年公開決定

東京・巣鴨にある東京染井温泉SAKURAの全面協力のもと誕生したオリジナル映画『おかえりの湯』が、2026年に全国公開されることが決定しました。主演は数多くの映画やドラマで活躍する風間トオル、ヒロインにはネクストブレイク筆頭の若手女優・星乃夢奈が抜擢。温泉を舞台に、心を癒す人々のつながりと奇跡のようなひとときを描くハートウォーミング・ファンタジームービーです。

物語は、記憶を失い温泉宿にたどり着いた女性・桜を、支配人の佐山が見つけるところから始まります。行く当てのない彼女を受け入れた佐山は、温泉で働くことを提案。桜は折り紙や不思議な仕草で客を和ませ、やがてその存在が温泉全体を柔らかな光で包み込んでいきます。

一方、佐山は趣味の落語に打ち込み、宴会場での発表会に向けて準備を進めます。しかし本番直前、桜は忽然と姿を消してしまい、部屋には「ありがとうございます」とだけ記された手紙が残されていました。残された佐山は選んだ演目「巣鴨の狐」を高座で語りながら、彼女への想いを静かに重ねていきます。

主人公の佐山康治を演じるのは風間トオル。温和で包容力のある支配人を繊細な表現力で体現し、劇中では落語にも初挑戦しました。ヒロインの桜を演じる星乃夢奈は、「仮面ライダーギーツ」で注目を集めた後も話題作に出演を重ねる新星。本作では純粋で儚げな演技で物語に温もりを添えています。

メガホンを取るのは、国内外で高い評価を得た『獣手』や『初恋芸人』を手掛けた夏目大一朗監督。企画・プロデュースは小浜圭太郎が担当し、「巣鴨の街と温泉の湯気が織りなす温かい物語に仕上がった」と語っています。

本作は「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」にて特別上映が決定。また、ヒロイン・星乃夢奈が同映画祭で「ヌーヴェル・エトワール賞 ベル・アクトリース賞」を受賞しました。星乃は「人のぬくもりに包まれた作品で評価をいただけたことは忘れられない瞬間」と喜びのコメントを寄せています。

■作品情報
タイトル:おかえりの湯
出演:風間トオル、星乃夢奈
監督:夏目大一朗
企画・プロデュース:小浜圭太郎
プロデューサー:峯松里香
製作:「おかえりの湯」フィルムパートナーズ
公開:2026年全国公開予定

©「おかえりの湯」フィルムパートナーズ