9月24日、千代田区・イイノホールにて映画『（LOVE SONG）』のジャパンプレミアが開催され、W主演の森崎ウィンと向井康二（Snow Man）、共演の及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、そしてメガホンをとったチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が登壇しました。熱気あふれる会場は満員となり、サプライズ登場やトゥクトゥクのフォトセッションなど、大きな盛り上がりを見せました。

イベント序盤、客席にアナウンスが流れると、その声の主が森崎と向井であることが判明。向井が「皆さん、イェーイの準備できてますか？」と呼びかけると、観客から大きな「イェーイ！」の声が返り、会場は一気に熱気に包まれました。

向井は「僕の母がタイの方なので、タイのドラマや映画に出たいなという夢があって。本当にうれしかったです。母も喜んでいますし、相方がウィンくんで良かったなと心から思っています」と笑顔でコメント。

森崎は「初対面の時からはじめまして感がなかった」と語り、リーディング時の仕草まで似ていたという二人。現場では向井がムードメーカーとして皆を盛り上げ、森崎は「2人だけのシーンではスッと隣に来てくれて、言葉を交わさずに支えてくれた」と明かすと、向井が「虫が付いてたんです！」と冗談で返し、会場の笑いを誘いました。

チャンプ監督は「日本のスタッフと映画を作れてとても幸せ。誇りに思います」とコメント。及川光博は「アドリブ芝居だけでもう1本映画ができるほど続けていた」と撮影秘話を披露し、笑いを誘いました。

齊藤京子は「タイパートの映像美に圧倒されました」と語り、藤原大祐は「毎日屋台のケータリングで最高でした」とタイ現場の雰囲気を振り返りました。さらに、タイからは人気俳優ミーンによる特別ビデオメッセージも上映され、国際色豊かな場となりました。

向井が演じるカイのライブシーンについて、「悔いはないというくらい、全部出し切った」と語ると、森崎も「康ちゃんは一日中、生で歌っていた」と称賛。及川も「テストでも本気で歌うから涙が出た」と感動を明かし、二人が握手とハグを交わす場面もありました。森崎が「近づかないでください」とヤキモチを焼く場面では、客席が大きな笑いに包まれました。

最後に向井は「とても愛にあふれた現場でした。僕にとって大事な作品で、皆さんの好きな映画の1本になればうれしい」と力強くコメント。森崎も「未完成のラブソングを観客の皆さんに完成させてもらえたら」と呼びかけ、イベントは温かな雰囲気のまま幕を閉じました。

■作品情報
タイトル：『（LOVE SONG）』
出演：森崎ウィン、向井康二（Snow Man）、及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、ほか
監督・脚本：チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
主題歌：Omoinotake「Gravity」（Sony Music Labels）
配給：KADOKAWA
公開日：2025年10月31日（金）全国ロードショー

ストーリー：
バンコク勤務を命じられた研究員・ソウタは、初恋の人・カイと再会。6年の空白を埋めようとするも、すれ違い続ける二人。やがてカイが“好きな人に最初に聴かせたい”未完成の曲をライブで披露し、心の奥に秘めた想いが溢れ出す——。

©2025『（LOVE SONG）』製作委員会