9月19日(金)、TOHOシネマズ日本橋にて、映画『男神』の初日舞台挨拶が開催されました。主演の遠藤雄弥をはじめ、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、アナスタシア、そして井上雅貴監督が登壇。上映後の熱気冷めやらぬ中、それぞれが撮影秘話や「神様」トークで会場を盛り上げました。
和田役の遠藤雄弥は、初挑戦となった乗馬シーンを回想。「練習は順調だったけど、本番は馬がご機嫌斜めで大興奮。跨った瞬間、ナポレオンみたいな姿勢になっちゃって」と苦笑いを誘いました。それでも「大きな自信につながった」と笑顔を見せ、観客から大きな拍手が送られました。
須田亜香里は、グミを食べ続ける“地鎮祭シーン”の裏話を披露。「お腹いっぱいになって、途中からもぐもぐしてるだけだったんです」と暴露し、会場を笑わせました。さらに愛子がクリスチャン説であることを監督から聞いていたことも明かし、観客を驚かせました。
ソフィア役のアナスタシアは「パン屋さんでの撮影中、お腹が空いてパンを食べたかった」とかわいらしいエピソードを告白。監督が「食べさせてあげたかった」とフォローする場面もあり、和やかな笑いに包まれました。
岩橋玄樹は、工事現場での衣装やロケ中の裏話を紹介。「工事現場の方に混ざって牛丼を食べに行ったけど全然バレなかった。役作りは完璧でした!」と胸を張ると、観客から大きな拍手が起こりました。
イベント後半は、タイトルにちなみ「自分にとっての神様」を発表するトークコーナーに。
遠藤雄弥は「僕にとっての神様は映画。映画の神様に振り向いてもらうために人生を全うしている」と熱弁。「『男神2』『男神3』と続編ができるように、多くの方に観ていただきたい」と力強く呼びかけました。
彩凪翔は宝塚時代の神棚を思い出すと語り、「せっかく出演したからには、一人でも多くの方に観てもらえれば」とコメント。須田亜香里は「お客様は神様」というアイドル時代の教えを回想し、「もっと『お前ら声出せ!』って煽ってみたかった」とユーモラスに語り、笑いを誘いました。
そして岩橋玄樹は「自分にとっての神様は自分」と堂々と語り、「人生は全部自分次第。神様って自分なのかな」と解説。さらに「願い事は…もうちょっとモテたい!」と茶目っ気たっぷりに告白し、会場を爆笑と歓声で包み込みました。「神様として、みんなを幸せにできるように頑張ります!」と宣言した瞬間、会場の熱気は最高潮に達しました。
イベントでは本作が「第25回オレンブルグ国際映画祭」と「第3回日本クロアチア映画祭」のコンペティション部門に正式出品されることも発表。井上監督は「ぜひ世界の観客に観てもらいたい」と期待を語り、遠藤も「和の作品が海外でどう評価されるか楽しみ」と意気込みを示しました。
■作品情報
タイトル:『男神』
公開日:2025年9月19日(金)全国公開
監督・脚本:井上雅貴
主演:遠藤雄弥
出演:彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、アナスタシア ほか
配給:平成プロジェクト(配給協力:東京テアトル)
©2025「男神」製作委員会