柴咲コウ「韓国のエンターテインメントに対する情熱を感じた」釜山国際映画祭レッドカーペットに純白ドレスで登場!

中野量太監督最新作『兄を持ち運べるサイズに』が、第30回釜山国際映画祭「OPEN CINEMA」部門に正式出品され、主演の柴咲コウが現地で行われたオープニングセレモニーのレッドカーペットに登壇しました。

純白のtanakadaisukeによるドレスに身を包んだ柴咲が登場すると、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、多くのフラッシュが一斉に焚かれました。華やかに歩みを進めるその姿は、まさに映画祭を象徴する瞬間となりました。

セレモニー直後、柴咲は「私にとっては初めての釜山国際映画祭への参加でした。すごく華やかで活気もあって、たくさんのお客様に見つめられてちょっと恥ずかしかったです(笑)」とコメント。会場の熱気に包まれながらも、照れ笑いを浮かべる姿が印象的でした。

さらに「海外の映画祭は初めてで、その国ならではの空気感を強く感じました。韓国の映像作品やエンターテインメントに対する情熱を肌で実感しました」と語り、初参加の感慨を込めました。

本作が海外で初上映されることについて柴咲は「自分が演じた理子の“内に秘めてしまう性格”は自分に近い部分もあります。ただ、海外の方の家族観やコミュニケーションの取り方は日本と違うと思うので、どう受け止められるのかとても興味があります」と発言。

また「国を越えても“家族”という存在は誰にでも共通するもの。だからこそ作品のテーマが海外でも響くのでは」と、本作の普遍性を強調しました。

短い滞在となったことについては「すぐ帰らないといけなくて本当に残念。でも、釜山は映画館や設備が整っている印象でした。次に訪れる時はぜひ街を散策したい」と、再訪への期待を口にしました。

■作品情報
タイトル:『兄を持ち運べるサイズに』
原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
キャスト:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
公開日:2025年11月28日(金)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会