パク・チャヌク監督最新作『NO OTHER CHOICE』2026年3月公開決定!イ・ビョンホン&ソン・イェジンら特別メッセージ映像到着

韓国映画界の巨匠パク・チャヌク監督の最新作『NO OTHER CHOICE(英題)』が、2026年3月にキノフィルムズ配給で日本公開されることが決定しました。第82回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映され、批評家から大絶賛を浴びた本作は、第98回米国アカデミー賞Ⓡ国際長編映画賞の韓国代表にも選出されています。

本作は、巨匠パク・チャヌク監督が現代社会の誰もが直面し得る「突然の解雇」というテーマを独自の視点で描いた衝撃作です。

主人公は25年勤め上げた製紙会社を突如解雇されるごく普通のサラリーマン・マンス(イ・ビョンホン)。平穏な日常から一転、生活は崩壊の危機に陥り、妻ミリ(ソン・イェジン)や家族も巻き込まれていきます。就職活動に行き詰まり、自宅まで失う状況で、マンスは「空きがないなら、自分で作るしかない」と決断。そこから展開されるのは、ブラックユーモアと風刺に満ちた予測不能なドラマです。

ヴェネチア国際映画祭では「★★★★★五つ星。今年の『パラサイト』だ!」(BBC)と絶賛され、デッドライン、ヴァラエティ、ガーディアンなど各国メディアから高い評価を獲得。キャラクター同士の矛盾や葛藤がアイロニカルに描かれ、社会の病巣を鋭くえぐる本作は、世界的な映画賞シーズンでも注目の一本となっています。

公開決定にあわせて、パク・チャヌク監督とキャスト陣が日本の観客に向けて語りかける特別メッセージ映像が解禁されました。映像では監督とともに、主演のイ・ビョンホン、ソン・イェジン、さらにパク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンといった豪華キャストが登場。「こんにちは!」と日本語で挨拶を交えながら、本作の魅力を熱くアピールしています。

また、映像の後半では予告編も公開され、主人公マンス(イ・ビョンホン)が25年勤めた会社を突然解雇され、生活が一変していく様子や、ブラックユーモアに満ちた予測不能な展開が映し出されています。仮装舞踏会や銃・斧・ペンチといった異様なアイテムが登場し、“パク・チャヌクワールド”全開のユニークな映像に期待が高まります。

▼特別メッセージ映像&予告編

■作品情報
タイトル:『NO OTHER CHOICE』(英題)
監督:パク・チャヌク(『別れる決心』『お嬢さん』『オールド・ボーイ』)
出演:イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン
公開日:2026年3月 全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ

ストーリー:
製紙会社に25年勤めた平凡なサラリーマン、マンス。幸せな家族に囲まれていたが、突然の解雇で人生が一変する。就職活動は難航し、自宅を失う危機に直面した彼は、成長著しい製紙会社に飛び込みで履歴書を提出するが、無下に扱われてしまう。追い詰められたマンスが下す決断は――「空きがないなら、自分で作るしかない」。社会の病巣を抉り出すブラックユーモアあふれる風刺劇が、観客を予測不能の展開へと引き込んでいく。

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