お笑い芸人としてだけでなく、俳優、声優、ラッパー、アーティストなどマルチに活躍を続けるゆりやんレトリィバァが、ついに映画監督としてスクリーンに進出! 自身の恋愛経験を基に描く狂気の恋愛映画『禍禍女(まがまがおんな)』が、2026年に全国公開されることが発表された。
本作は、米国最大のジャンル映画祭「Beyond Fest」に正式出品され、9月にはアメリカ・ロサンゼルスの歴史あるEgyptian Theatreにてワールドプレミアも開催予定。ゆりやん監督は「映画祭で上映いただけること、まさか初めての映画祭がLAということ、本当に光栄で身の引き締まる思いです」とコメントし、海外映画界への本格進出に意欲を見せている。
2021年、あるTV番組で「次は映画監督に挑戦したい」と語ったことがきっかけで動き出した本企画。プロデューサーの髙橋大典氏は1年間にわたりゆりやんと恋愛談議を重ね、彼女の実体験を大胆に詰め込んだ内容になったという。
解禁された特報映像では、真っ赤なリップを纏った女性たちが「禍禍女」と囁く不穏な雰囲気から始まり、やがてゆりやん監督本人が登場。「監督は誰?」という問いに応じる形で自ら名乗り、堂々たる姿で映画監督デビューを印象づける。映像の締めくくりは「よーい、スタート!」の掛け声とともに、撮影現場でメガホンを握る彼女の姿。強烈なビジュアルとリズム感が、作品のインパクトを倍増させている。
あわせて解禁されたティザービジュアルでは「次は映画監督!」の文字が大きく掲げられ、満面の笑みを浮かべたゆりやんが、新たな挑戦への決意を全身で表現している。
初監督に対する喜びを語ったゆりやん監督は、「昔から映画が大好きで、映画の世界に憧れがありました。この度、映画監督として初監督作品を完成できたことは大変嬉しくありがたく光栄な気持ちです」と感謝の意を表す一方で、「この映画は、私の実際の恋愛を基にしたものです。もし、今まで私を振ってくれた男性方がいなかったらこの映画はこの世にはありませんでした。本当にありがとうございます!よかったです!!!振ってくれて!!!!!」と、ユーモアを交えた“感謝”のコメントを寄せている。
キャストやストーリーの詳細は今後発表予定。ホラー、SF、ブラックコメディなど多様なジャンルが交錯する「Beyond Fest」での評価も含め、国内外から大きな注目が集まることは間違いない。異彩を放つタイトル『禍禍女』――その正体はまだ謎に包まれているが、ゆりやんレトリィバァという唯一無二の存在が新たな表現世界を切り拓くことに、期待は高まるばかりだ。
▼特報
■映画情報
タイトル:禍禍女(まがまがおんな)
公開:2026年全国公開予定
監督:ゆりやんレトリィバァ
配給:K2 Pictures
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