ビートルズ命名65周年、そして解散から55年を迎える2024年──その陰にいた敏腕マネージャー、ブライアン・エプスタインの知られざる人生を描いた感動の実話『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』が、9月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されることが決定した。
本作は、ビートルズの世界的成功を支えた男、ブライアン・エプスタインの生涯を描いた映画『MIDAS MAN』の日本公開版。ポール・マッカートニーが「5人目のビートルズがいたとしたら、それはブライアンだ」と語ったように、音楽史のみならず文化史にも大きな足跡を残した名マネージャーの存在に迫る。
スリリングなサクセスストーリーでありながら、孤独や偏見と闘った彼の苦悩と人間性を丁寧に描いた本作は、1960年代へのノスタルジーを超え、現代にも響く「心の真実」が込められている。過酷な業務を支えながらも薬物依存に陥り、ゲイであることに悩みながらもビートルズの成功のために全身全霊を捧げたエプスタイン。その短くも濃密な32年間の人生がスクリーンに蘇る。
主人公エプスタインを演じるのは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)などで注目を集めたジェイコブ・フォーチュン=ロイド。その面影が実際のエプスタインと重なることでも話題に。さらに、『おみおくりの作法』のエディ・マーサン、『奇跡の海』のエミリー・ワトソンら名優が脇を固める。ビートルズのメンバーには、人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のブレイク・リチャードソン(ポール・マッカートニー役)や、『パンプキン』(2024)のジョナ・リース(ジョン・レノン役)らフレッシュな若手が名を連ね、シラ・ブラック役には『ジュディ 虹の彼方に』のダーシー・ショウが抜擢された。
数々のビートルズ秘話とともに、“5人目のビートルズ”と称されたブライアン・エプスタインの波乱に満ちた生涯を、音楽ファンならずとも心揺さぶられる感動の人間ドラマとして描き出す。
■映画情報
タイトル:ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男
原題:MIDAS MAN
公開日:2024年9月26日(金)より TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ジョー・スティーヴンソン
出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン、エディ・マーサン、ブレイク・リチャードソン、ジョナ・リース、ダーシー・ショウ
上映時間:112分
製作国:イギリス
言語:英語(日本語字幕:斉藤敦子/字幕監修:藤本国彦)
配給:ロングライド
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD