2025年9月19日(金)より全国公開される映画『男神(おとこがみ)』より、彩凪翔が演じる巫女・夏子の本編映像と場面写真7点が一挙に解禁された。狂気と恐怖が交錯する古代縄文ミステリーにしてファンタジーホラーの本作で、元宝塚歌劇団・雪組男役スターの彩凪翔が満を持して初のホラーヒロイン役に挑戦する。
彩凪翔が演じるのは、行方不明となっていた和田夏子。夫・和田勇輝(遠藤雄弥)の息子・守を生贄として捧げることを迫られる巫女の家系に生まれ、母としての愛情と巫女としての使命の狭間で激しく葛藤する重要な役どころだ。凛とした白装束に身を包み、ミステリアスで妖艶な雰囲気をまといながら、最愛の息子を救うために禁断の儀式に向き合う夏子の姿が描かれている。
解禁された本編映像では、不思議な森へ足を踏み入れた夫・勇輝と再会し、言葉にならない思いを抱えながら「ごめんなさい…」と涙ながらに呟く夏子の姿が映し出され、彼女の内面に秘めた複雑な想いがひしひしと伝わってくる。あわせて公開された場面写真では、息子を案じる表情や、夫との再会の瞬間など、彼女の人間性に迫るカットが多数含まれている。
2006年に宝塚歌劇団へ入団し、雪組の男役として『るろうに剣心』や『ファントム』など多くの舞台で存在感を放ってきた彩凪翔。2021年に退団後は、主演舞台『アプローズ〜夢十夜〜』をはじめ、『刀剣乱舞』『憂国のモリアーティ』など話題作へ続々と出演。映画では『Ondan Sonra』(2024年)、『君の忘れ方』(2025年)に続く3作目となる本作『男神』で、ついにホラージャンルに初挑戦。俳優としての新たな境地を切り開く。
主演を務めるのは『ONODA 一万夜を越えて』で知られる遠藤雄弥。監督は『ソローキンの見た桜』の井上雅貴。本作は、巫女たちによって執り行われる禁断の儀式、そして謎の「穴」の先に広がる異世界を舞台に、家族の絆と狂気の儀式が交錯する壮大なファンタジーホラーとなっている。
▼本編映像
https://youtu.be/TO7I0AnXIiE
■映画情報
『男神』
2025年9月19日(金)全国ロードショー
出演:遠藤雄弥、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、カトウシンスケ、沢田亜矢子、加藤雅也(特別出演)ほか
監督・脚本:井上雅貴
原案:「男神」(八木商店)
配給:平成プロジェクト/配給協力:東京テアトル
ストーリー:
全国各地で相次ぐ母と子の失踪事件。新興住宅地の建設現場に突如現れた「穴」。和田勇輝の息子・守もその穴に吸い込まれるように姿を消す。穴の先は不思議な森に繋がり、そこでは“男神”を鎮める巫女たちの異様な儀式が繰り広げられていた——。息子を救うため、勇輝は禁忌を破り穴に飛び込む。
©2025「男神」製作委員会