河合優実「どんなお客さんにも開かれたとてもやさしい作品」『リュミエール!リュミエール!』予告編

リュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモー監督最新作で、2017年に公開された『リュミエール!』に続き、改めてリュミエール兄弟の貴重な映像1400本から選りすぐった110本で構成した映画『リュミエール!リュミエール!』が、11月22日より公開される。このほど、河合優実がナレーションを務めた予告編が披露された。

“映画の父”リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによって撮影された映像が、より深く、より美しく、130年後の今、完璧に蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所所長でもあり、カンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーによる後世に残すべき歴史的映像約1400本の中から選りすぐられた110本の集大成。そこに映し出されるのは、130年前に息づく人々、当時の世界の町並み…悠久の時を感じる貴重な映像体験。映像の始まりとともに、未来に想いを馳せる必見の映像ドキュメンタリー。

河合優実の「世界最古の映像クリエイターは130年前に存在していた?」という問いかけとともに、予告編の冒頭“映画の父”リュミエール兄弟の写真を紹介。2人が発明したシネマトグラフで撮影され、世界で初めて上映された一番著名な『工場の出口』から始まり、彼らの出身国フランスの映像だけでなく、旅することが大変な時代の人々がまだ見たことのない世界各国で撮影された映像が数多く紹介されていく。“フランス・パリ”、“イタリア・ヴェネツィア”、“日本・東京”、“大荒れの海”、“パリ五輪 フェンシング会場になったグラン・パレ”、“桜並木”、そして“ネコ”と、「動く写真」として世界中が驚き、大興奮した映像が時代を越え、最新の技術で4Kデジタルに修復され、美しい映像として蘇る。

そこに映し出されているのは、今の私たちと変わることのない、夢を持ち、日々を楽しむ、その時代に息づく人々の姿。そして「さあ、130年の時を超える映像の旅へ」という河合優実のナレーションとともに、我々をいざなうのは過去だけではなく、映像の未来の旅でもあると感じさせてくれる。まさに世界最古の映像クリエイター、リュミエール兄弟が織りなす珠玉の映像体験に期待が高まる予告編となっている。

■河合優実 コメント
力を添えさせていただき光栄です。どんなお客さんにも開かれたとてもやさしい作品であることに感動してしまいました。彼らが見つけてくれた美しさを私たちもまた美しいと思えることは、すごくシンプルで奇跡的なことだと思います。予告をご覧になって、映画を大きなスクリーンで観てくださる方が沢山いらっしゃったらとても嬉しいです。

『リュミエール!リュミエール!』
2024年11月22日(金) シネスイッチ銀座他全国ロードショー
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション:ティエリー・フレモー
配給:ギャガ

【ストーリー】 1895年12月28日パリ、ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で撮影された映画『工場の出口』等が世界で初めて有料上映された。それから130年後の今、‟映画の父”リュミエール兄弟の作品が、より深く、より美しく、完璧に蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所長であるティエリー・フレモーによる後世に残すべき歴史的映像の集大成。そこに映し出されるのは、130年前に息づく人々、当時の世界の町並み、パリ、ニューヨーク、京都…。それは、悠久の時を感じることのできる貴重な映像体験。歴史的映像を彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々。未来に想いを馳せる奇跡の映像の数々が、130年前の世界へ誘う。それは、映像の楽しさ、驚き、興奮のはじまり。

© Institut Lumière 2024