スティーヴン・キング「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」毒グモホラー『スパイダー/増殖』11月公開!

フランス発の毒グモホラー『スパイダー/増殖』が、11月1日より公開されることが決定した。併せて、ティザービジュアルが披露された。

本作は、主人公カレブが手に入れた毒グモが脱走し、カレブたちが住むアパ―トで繁殖・増大して次々と住民たちに襲い掛かる姿を描いたパニックホラー。監督は、1989年生まれの新鋭、セヴァスチャン・ヴァニセック。ホラーの帝王スティーヴン・キングは「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」と大絶賛。ヴァニセック監督は、サム・ライミ監督から『死霊のはらわた』シリーズのスピンオフ作品の共同脚本兼監督のオファーを受け、製作が決定している。

本作は、毒グモの恐怖に怯える人間たちの姿を描くだけではない。フランスの郊外で生まれ育った監督自身の経験も踏まえ、郊外は犯罪が蔓延し不快であると看做される都市部からの差別問題を、外見で判断され忌み嫌われるクモと、出身地だけで判断される郊外出身者との間に類似点を見出し、監督は本作の構想に取り掛かったという。カメラワーク、キャラクタービジュアルなどの絵作りのアイデアは、監督自らの手で全てシナリオに書込み、低予算ながらも刺激的でエッジの効いた演出が光るパニックホラーが誕生した。

ティザービジュアルは、ヴァニセック監督が手掛けた本国ビジュアルの世界を踏襲したもの。血塗られた顔面に苦痛の表情を浮かべる先にあるのは、糸を垂らした“毒グモ”。冷酷さを感じさせるブルーを基調としたデザインとなっている。

場面写真は、人々を死に至らしめる毒グモに恐れおののく女性の表情や、主人公カレブ(テオ・クリスティーヌ)の阿鼻叫喚に陥る姿を捉えており、恐怖と想像を掻き立てるものとなっている。

『スパイダー/増殖』
2024年11月1日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:セヴァスチャン・ヴァニセック
出演:テオ・クリスティーヌ ソフィア・ルサーフル ジェローム・ニール リサ・ニャルコ フィネガン・オールドフィールド
配給:アンプラグド

【ストーリー】 パリ郊外の団地で暮らす、エキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)はある日、珍しい毒グモを手に入れる。日々、スニーカーの転売で稼ぐカレブは、同じアパートに住むトゥマニから注文を受けたスニーカーを渡す。その直後、原因不明の死を遂げるトゥマニ。警察は謎のウィルスが発生していると判断し、建物が封鎖され住民たちは閉じ込められてしまう。その裏で、カレブの購入した毒グモが脱走し、猛スピードで繁殖し始めていて…。

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