『ミッドナイトスワン』服部樹咲の長編映画初主演作!夢に挑戦する高校生の青春『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』特報映像

世界三大毛織物(ウール)の産地として世界的に注目されている愛知県一宮市のある尾州地域を舞台に、発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生の史織と、家族や親友との希望を描くオリジナルストーリー『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』が、10月11日より公開される。このほど、特報映像が披露された。

主人公・史織を演じるのは、映画『ミッドナイトスワン』で演技未経験ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、本作で長編初主演となる服部樹咲。発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生の史織を演じる。史織の姉・布美には、妹を応援したい気持ちと現実の厳しさの板挟みになる繊細な心情を岡崎紗絵が演じる。そして、営む機織工場の閉鎖の危機に揺れながら娘たちを見守る父・康孝に吉田栄作。そのほか、長澤樹、黒川想矢、知花くらら、清水美砂ら個性豊かなキャスト陣が集結。

監督は『向こうの家』が、「ええじゃないかとよはし映画祭2019」初代グランプリを受賞し注目を集めた西川達郎。音楽は坂本龍一に認められた小山絵里奈。ファッション業界から装苑賞を2022年に受賞した大下彩楓が参加。異なる個性と才能が幾重にも紡がれ、まさに尾州で織り上げられる上質のウールのように、観る者をあたたかく優しく包み込む感動の物語が誕生した。

特報映像では、健気で繊細な表情を浮かべるセーラー服姿の服部樹咲、圧倒的な存在感を放つ岡崎紗絵、あたたかくも厳格な父・吉田栄作を映し出す。世界三大毛織物の街・愛知県一宮で暮らす女子高生の高校生活最後の青春を軸に、登場人物それぞれが抱える葛藤や障壁、そして支えが幾重にも紡がれ重奏的な情感が織りなす家族の感動物語が幕を開ける。

『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』
2024年10月11日(金) 全国順次公開
監督:西川達郎
出演:服部樹咲 岡崎紗絵 長澤樹 黒川想矢 知花くらら 田中俊介 山口智充 近藤芳正 吉澤健 清水美砂 吉田栄作
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 グランプリは、賞金3000万円!デザインの商品化!2週間のパリ研修!<参加条件>デザインは自分たちで描くこと、服のイメージに合ったモデルを自分たちで用意すること。高校生の史織は、毎朝7時、目覚まし時計代わりの軽快な機織りの音で起きる。明るく誰に対しても優しい性格だが、配膳の配置や歩き出しの足など生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。ある日、史織が描いた服のデザインを、親友の真理子が校内のファッションコンクールにエントリーする。さらに、真理子の提案で一宮市のファッションショーにも出品することに…。真理子の協力のもと史織の服作りが始まった。それを知った姉の布美は、挫折した経験を史織に重ね、応援したい気持ちと背中を押せない気持ちの板挟みになり、父の康孝は史織が傷つくことを恐れ猛反対するのだった。だが、史織自身は服作りへの挑戦を通して様々な人々と関わったことで、ある想いが次第に強くなっていく…。

©2024映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会