山下幸輝「自分の今までの人生を俯瞰で見られている気がしてゾッとした(笑)」『マンガ家、堀マモル』ティザービジュアル

主演にドラマ「君の花になる」(2022)で人気を博した、今最も旬な俳優・山下幸輝を迎え、描けなくなってしまった新人漫画家・堀マモルの前に、3人の幽霊が現れたことから巻き起こる様々な出来事が、過去と現在そして未来を繋ぐ物語『マンガ家、堀マモル』が、8月30日より公開される。このほど、ティザービジュアルが披露された。

本作は、シンガーソングライターであるsetaが原作を紡ぎ、シナリオ化したオリジナルの物語を、レジェンド声優・内海賢二のドキュメンタリー映画『その声のあなたへ』や、横浜流星主演の短編映画『MIMI』の榊原有佑、本作が初監督となる武桜子、若手映画作家育成プロジェクト「光はどこにある」、オムニバス映画プロジェクトMothers『だめだし』、短編映画『紡ぐ』の野田麗未の3人が監督を務める。

ティザービジュアルは、山下幸輝演じる、描けなくなってしまった漫画家・堀マモルの姿を捉えた、実写とイラストが融合されたもの。新人賞を獲って以来描きたいものがなくなり苦悩するマモルの前に、3人の幽霊が現れたことから巻き起こる小さな奇跡の連続が、マモルの過去と現在、そして未来を繋いでいく。

今回のオファーに山下は「お芝居を始めた頃から僕の事を見てくれているプロデューサーの方が、いつか幸輝くんでやりたいと、それもまた主演でと仰ってくれていて、本作のお話を頂き、素直に嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。心の奥底に何かを抱えながら生きるマモルというキャラクターに、「台本を読んで、僕自身の事が描かれているように感じ、自分の今までの人生を俯瞰で見られている気がしてゾッとしました(笑)」とまさにハマり役の様子。本作について、「ファンタジーでありながら登場人物の心の内が細かく丁寧に描かれていており、観ていただいた方には堀マモルを応援したくなっていただけると思っています。チャーミングでどこか抜けていて、それが全部全力で愛される作品になると確信していますので、公開を楽しみにしていただけると嬉しいです」と呼びかけている。

『マンガ家、堀マモル』
2024年 8月30日(金)公開
監督:榊原有佑 武桜子 野田麗未
原作:seta
出演:山下幸輝
配給:ナカチカピクチャーズ

【ストーリー】 新人賞を撮って以来、描きたいものがなくなり、休載中の漫画家・堀マモル。苦悩するマモルの部屋に突如、幽霊の海・樹・愛が現れ、「漫画を描かせてあげる」と言う。小学生の海は母にさみしいと言い出せなかった想いを。中学生の樹は周りにうまくなじめず孤独を感じていた自分を救ってくれた教師への想いを。高校生の愛は一緒に夢をかなえようと誓った友への想いを語り、彼らの話をマモルは3篇の漫画に描き上げていく。そしてマモルはいつしか、大切なひと・春との別れや果たせなかった約束…心の奥底にしまっていた過去と向き合い始める…。3人の幽霊はなぜマモルの前に現れたのか?自分をごまかしながら生きてきたマモルがたどり着いた真実とは。

©2024「マンガ家、堀マモル」製作委員会