竹野内豊、山田孝之のW主演によるサスペンススリラー『唄う六人の女』が、10月27日より公開される。このほど、著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。
車の事故で、美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の二人の男、萱島(竹野内豊)と宇和島(山田孝之)。目がさめると、その村に住む美しくも奇妙な六人の女たちに監禁されている。二人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。
▼著名人 絶賛コメント
■HYDE(ミュージシャン)
とても面白かったです!怖いけど森に住みたくなった。人間が一番怖い。大切なものって何だろな?難しいけど。僕はもうカエルと帰ります。
■松本幸四郎(歌舞伎役者)
なぜこれほどまでに“凄艶”なのか。殴る時も、舐めるときも、アレをアレで潰す時も、凄い艶がある。唄う六人の女と何度も見つめ合った僕は禁断の思考に突っ込んでいた。綺麗で音楽的で凄艶な世界に至福。石橋監督はスゴツヤ!
■アン ミカ(モデル・タレント)
石橋監督の唯一無二の世界観と映像美に心奪われ、メッセージを強く感じました。妖艶で不思議な、喋らない六人の女性に魅了され、陰陽な2人が翻弄…されているのか、させているのか。。そして、私たちは当たり前と思っているものに向き合い、考えさせられる…。
■瀬々敬久(映画監督)
官能にして蠱惑、幻想にして奇想。スタンリー・キューブリック、ケン・ラッセル、鈴木清順、ケネス・アンガー、世界の名だたる映画監督の作品を思いだした。だが、持続可能な社会を主題にしたエモーショナルな物語が心打つ、紛れもない恋愛映画。爽快にして、魂もって行かれる。
■スクールゾーン 橋本稜(芸人)
始まってすぐ映像美に飲み込まれ気が付いたらその世界に入り込んでいて、見終わった後もまだどこかその世界の事を考えている自分がいます。エンドロールまで必見です。
■スクールゾーン 俵山峻(芸人)
人の手がほとんど入っていない自然を目の前にした時に、圧倒的な美しさと共に感じる少しの不気味さ、恐ろしさ。その感覚が六人の女たちと重なりました。夢の中にいるのに、グイッと現実に目を向けさせらるような体験でした。
■鈴木福(俳優)
主人公2人と森の女性たちの行動に、私も翻弄されました。大迫力の映像と、美しい音が、僕らをあの森に連れて行ってくれます。
■ヴィヴィアン佐藤(美術家・ドラァグクイーン)
森の女たちの狂気と人間社会の男たちの狂気。「狂気」とは二者択一の選ばれなかった方の別名だ。私たちは対岸を「狂気」と呼び、思考停止に陥らないようにするにはどうしたら良いのか。この作品はヒントを与えてくれる。
■大橋裕之(漫画家)
土と血の匂いを確かに感じる美しい映像と妖しい展開。緊迫した中でも、宇和島(山田孝之)が酒を持って行くとこはちょっと笑いました。小一時間ぐらいで戻れるならあの森へ行ってみたい。
■赤松玉女(京都市立芸術大学 学長・画家)
とにかく美しい映像、妖しい物語に引き込まれました。アオイヤマダさんと竹野内豊さんの水中のシーンは、白日夢のようでした。
■土佐和成(ヨーロッパ企画・俳優)
気づけば僕も森の中にいました。何がどうなって、こうなったのか。五里霧中。いや、もっと。六女霧中です。
■佐々木史帆(俳優)
日本の風情たっぷりの描写なのに、ここではない異国に引きずり込まれたみたい。自然界に馴染めるだけの美しさを人間は持っているはずだからこそ、女たちは唄い始めてくれたんだ。心を澄ませて、受け取りたい。
■小寺和久(脚本家)
サイケデリックで欲望を刺激する映像の連続!どこに連れていかれるのかと思いきや、そこは今我々が生きている現実の世界。行き場のない感情が幾度となく心に去来しました。久しぶりに粗暴で凶悪な山田孝之氏も観られて大満足の一作でした。
■牧有太(映画作家)
とにかく目が離せない。この作品は考えさせる。想像力を掻き立てる。観終えたら、誰かと答え合わせをしたくなる。強烈な“刺激物”だ。あと山田孝之が、怖い。
『唄う六人の女』
2023年10月27日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本・編集:石橋義正
脚本:大谷洋介
出演:竹野内豊 山田孝之 水川あさみ アオイヤマダ 服部樹咲 萩原みのり 桃果 武田玲奈 大⻄信満 植木祥平 下京慶子 鈴木聖奈 津田寛治 白川和子 竹中直人
配給:ナカチカピクチャーズ パルコ
【ストーリー】 車の事故で、美しい村に偶然迷い込んでしまった正反対の性格の二人の男、萱島(竹野内豊)と宇和島(山田孝之)。目がさめると、その村に住む美しくも奇妙な六人の女たちに監禁されている。二人は、本能で動く女たちの行動に次第に翻弄されていく。
©2023「唄う六人の女」製作委員会