ジョン・レノン「ビートルズに終止符を…」胸中を語るシーンも『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』特報映像

ビートルズ終焉ののろしになったとも言われる、ウッドストックと並び称されるロック史を大転換させた伝説の音楽フェスティバルの「真実」を描く傑作ドキュメンタリー『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』が、10月6日より公開される。このほど、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。

ビートルズらの“新世代のロック”やフラワー・ムーヴメントによるフォークソングが大人気を博していた1969年。ロックンロール復活を謳い、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジーン・ヴィンセント、ジェリー・リー・ルイス、ボ・ディドリーらのロック・レジェンドを一堂に集めようとする画期的な音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」が9月13日にトロントで開催された。

紆余曲折の末、本番ではロックの創始者だけでなく、ジョン・レノンや、シカゴ、ドアーズといった当時大人気の大物や無名時代のアリス・クーパーも登場。チャック・ベリーのノリノリのダックウォーク、アリス・クーパーを一躍悪役ヒーローに押し上げた伝説の‟ニワトリ事件”など、新旧のロックスターたちによる圧巻のパフォーマンスはまさに必見。今や「ウッドストック」とも並び称される奇跡の音楽フェスティバルであるが、その成立をめぐってはドタバタ劇を通り越してもはやカオスだった。トラブルに次ぐトラブルを奇跡的に解決していく過程は、もはや漫画。関係者の口から明かされるウソのような本当の話とは?

特報映像は、ビートルズ解散直前で「バンド」としては66年8月以来となる公のライヴを行なうジョン・レノンが胸中を語るシーンから始まる。“新世代のロック”やフラワー・ムーヴメントによるフォークソングが大人気を博していた1969年。会場となったトロントのヴァーシティ・スタジアムには2万人を超える聴衆が集まり、ロックンロール復活を謳い新旧のロック・スターたちが一堂に会し最高のパフォーマンスが繰り広げられた。未公開のバックステージ映像とともに、ロック史の大転換となった一日を追体験できることを期待させる映像となっている。

ポスタービジュアルは「情熱と偶然、危機と奇跡!歴史的瞬間を追体験せよ!」というキャッチコピーとともに、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、エリック・クラプトン、そしてチャック・ベリーらロック・レジェンドたちの姿が切り取られ、カセットテープのインデックスをモチーフにしたフェスに参加した豪華出演アーティスト名が連なり、レトロおしゃれな雰囲気を醸し出すビジュアルに仕上がっている。

『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』
2023年10月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開
監督:ロン・チャップマン 
字幕翻訳:川田菜保子
配給:STAR CHANNEL MOVIES   

© ROCK N’ ROLL DOCUMENTARY PRODUCTIONS INC., TORONTO RNR REVIVAL PRODUCTIONS INC., CAPA PRESSE (LES FILMS A CINQ) 2022