「喧嘩がしたいなら、この俺が相手になる」難聴の青年が村を牛耳る村長に立ち向かう!『ランガスタラム』予告編

『RRR』『マガディーラ 勇者転生』の主演で人気沸騰中のラーム・チャランが自ら最高傑作のひとつと述べ、大スクリーンでの鑑賞をファンが待望・渇求する名作『ランガスタラム』が、7月14日より公開される。このほど、予告編と追加場面写真がお披露目となった。

本作は小さな農村“ランガスタラム村”を舞台に、ラーム・チャラン演じる青年チッティの恋物語を交えながら、村を牛耳る金貸しの自称「プレジデント」から村を救おうと、兄のクマールと共に危険を顧みず立ち上がるスリルあふれる物語へと展開していく。

予告編では、ラーム・チャラン演じる、難聴だが気のいい若者チッティが、美しい娘・ラーマラクシュミ(サマンタ)に一目ぼれする姿など、のどかな農村の風景を映していく。そして、長年村を牛耳ってきた金貸しの村長「プレジデント」から村人を救おうと、チッティが兄と共に立ち上がるシーンから、スリルあふれるアクションシーンへと続いていく…。「ここは舞台<ランガスタム>ではない 戦場だ!」という演説の声が、不穏な物語の展開を予感させる。

場面写真では、本作が変化に富んだ物語であり、たくさんの魅力を湛えた名作であることが、ラーム・チャランの様々な表情から伺える。

『ランガスタラム』
2023年7月14日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
監督・脚本:スクマール
撮影:R.ラトナヴェール
出演:ラーム・チャラン サマンタ プラカーシュ・ラージ
配給:SPACEBOX

【ストーリー】 1985年のアーンドラ・プラデーシュ州中部、ゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。チッティ・バーブ(ラーム・チャラン)は、モーターを使って田畑に水を送り込むことを生業にする労働者。難聴で、他人の声がよく聞き取れない障碍を持っているが、さほど気にせずに毎日を楽しく暮らしている。彼は近所に住むラーマラクシュミ(サマンタ)に惚れて、調子はずれな求愛をする。一方、村は「プレジデント」を自称する金貸しブーパティによって牛耳られている。チッティ・バーブの兄で中東ドバイで働いているクマール・バーブは、帰省した際にプレジデントが好き放題にする故郷の村の有様に心を痛め、州会議員ダクシナ・ムールティの力添えで、村長選挙に立候補して政治家として村の生活を改善していこうと思い立つが…。

©Mythri Movie Makers