「ナチ共を叩き潰す」超人的能力でナチスに前代未聞の戦いを挑む!『フリークスアウト』予告編

ロッテルダム国際映画祭観客賞を受賞し、本国アカデミー賞6冠ほか55の映画賞ノミネートうち34の賞を獲得、世界が熱狂した超人サーカス団 VS ナチス・ドイツの異能力バトル・エンタテインメント『FREAKS OUT』が、邦題を『フリークスアウト』として5月12日より公開される。このほど、予告編がお披露目となった。

長編デビュー作にしてイタリア映画初となる異色のダークヒーロー・エンタテインメント『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』が、本国アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)で7冠受賞の快挙を成し遂げ、世界中で話題を呼んだ新星ガブリエーレ・マイネッティ。そんな彼の監督第2作となる本作は「特殊な異能力を持つが故に世間に馴染めず肩を寄せ合って生きてきた超人サーカス団が、ナチス・ドイツの悪党どもに立ち向かう」という、設定だけでもワクワクするような極上のエンタテインメント。

予告編では、サーカス団「メッツァ・ピオッタ」の団長イスラエルが、超人たちの不思議な能力を披露するサーカスの世界へと誘う場面から始まる。“光の少女”こと光と電気を操る少女マティルデ、“虫使い”のチェンチオ、“磁石人間”のマリオ、“怪力男”のフルヴィオがその能力で街の人々を楽しませる一方で、ナチス・サーカス団のフランツは戦争で勝利するために超人の能力を利用しようと企んでいた。傍若無人に振る舞うナチス・ドイツ軍にサーカスの客も奪われ、家族同然の団長イスラエルを連れ去られ、残された4人はそれぞれの超人的能力を最大限に発揮しながら、巨大なナチス・ドイツへと前代未聞の戦いを挑むことに。特殊能力を使ったド派手な戦闘シーンにハラハラ興奮する映像となっている。

『フリークスアウト』
2023年5月12日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督:ガブリエーレ・マイネッティ
脚本:ニコラ・グアリャノーネ ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア アウロラ・ジョヴィナッツォ ピエトロ・カステリット ジャンカルロ・マルティーニ ジョルジョ・ティラバッシ フランツ・ロゴフスキ
配給:クロックワークス

【ストーリー】 第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いるたった5人の小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ(100リラ硬貨の半分、の意)」の仲間たち、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオらは、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができず、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。だがイタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデがどうにか団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。ド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔。しかし団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの危険な出会いは、メッツァ・ピオッタ・サーカスの仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いてゆくのだが……。

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