阿久津仁愛「成長出来た」下尾みう「挑戦でした」本格ダーク・ファンタジー『美男ペコパンと悪魔』6月公開

長年「映画化は不可能」と言われたヴィクトル・ユーゴーの原作を、日本のCGアーティストチームにより、阿久津仁愛×下尾みう共演で映画化される本格ダーク・ファンタジー『美男ペコパンと悪魔』が6月2日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となり、主演の阿久津仁愛、下尾みうよりコメントが寄せられた。

狩りの名手でもあるゾンネック城主のペコパンはファルケンブルグ城主の娘、ボールドゥールと婚約する。婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出るのだが、その狩りの腕前が宮中伯に認められ、どんどんと出世をしていつしか世界中を旅することに。婚礼のためボールドゥールの待つ城へ一刻も早く戻らねばならぬペコペンは、その意とは真逆にどんどんと城から遠ざかっていく。襲いかかる異形のクリーチャーたちと対峙して途方に暮れている時、悪魔アスモデからある条件を飲むことですぐに城へ戻してやろうと持ち掛けられる。愛するボールドゥールとの再会のために条件を飲むペコパン。アスモデの申し出は天使の囁きなのか?それとも悪魔の囁き?

主人公のペコパン/青木隼人とボールドゥール/太田亜美を演じるのはミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンでは主人公・越前リョーマ役を演じ、以降舞台・ドラマで活躍中の 阿久津仁愛と、AKB48・チーム8でセンター経験もある下尾みう。2023年期待の2人がそれぞれ一人二役を務める。「劇団☆新感線」の吉田メタルが悪魔アスモデを強烈な個性で演じているほか、22年の初主演映画『リ、ライト』が記憶に新しい梅宮万紗子、往年のバイ・プレイヤーとして現在も活躍中の岡崎二朗、堀田眞三といった中堅、ベテランの共演陣が若い二人を盛り立てる。

■阿久津仁愛(ペコパン/青木隼人役)コメント
『美男ペコパンと悪魔』ついに公開日決定いたしましたね!!!!この作品で乗馬やスケボーやアクションなど初めての経験が沢山あり僕自身撮影の間で成長出来たような気がします。現代の撮影も中世の撮影もどちらも楽しんで挑むことが出来ました。アクションシーンはとくに何度もチャレンジしました!夏の撮影でしたが色んなロケーションで景色も素敵でした。個性豊かなキャストの皆さんと暖かいスタッフの皆さんで最高の現場でした!是非楽しんで沢山観てください!!!

■下尾みう(ボールドゥール/太田亜美役)コメント
初となる全国ロードショーの映画ということで、撮影はとても緊張しました!今回1人2役をさせていただいたのですが、一方の亜美とは小さい頃から本を読むことが好きだったり、重なる部分があり演じやすかった気がします。ボールドゥールは、口調が普段と違うので挑戦でした!かわいいドレスを着て撮影していると、お姫様気分を味わうことができて楽しかったです!ダーク・ファンタジーな世界観が最先端技術を用いて表現されてますので、私と一緒に「美男ペコパンと悪魔」の世界を冒険してくださったら嬉しいです(^^)

『美男ペコパンと悪魔』
2023年6月2日(金)より全国公開
企画・製作総指揮:堀江圭馬 
監督・脚本:松田圭太
原作:ヴィクトル・マリー・ユーゴー「美男ペコパンと悪魔」 (翻訳:井上裕子)
出演:阿久津仁愛 下尾みう 遠藤健慎 梅宮万紗子 橘ふみ 井阪郁巳 桝田幸希 梅村実礼 希志真ロイ 佐藤考哲 逢澤みちる 岡崎二朗 堀田眞三 吉田メタル
配給:アイエス・フィールド

【ストーリー】 現代の東京。交際中の高校生、隼人と亜美はある日、些細な事で喧嘩をしてしまう。別れた後に隼人は交通事故に遭い昏睡状態に陥る。自分を激しく責めながら憔悴する亜美は、ふと隼人の鞄に入っていたヴィクトル・ユーゴー著の「美男ペコパンと悪魔」を手に取り、隼人が眠るベッドの傍らで読み始める。ゾンネック城主のペコパンは、狩りの名手で美男子だった。ペコパンは、ファルケンブルク城主の美しき娘・ボールドゥールと婚約する。ボールドゥールとの婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出かけるが、その狩りの腕前が宮中伯に認められブルゴーニュの大使に任命されたことを皮切りにユーラシア大陸を旅することになる。なかなかゾンネックへ帰還できずにペルシャまで来たペコパンは、紅海の海岸で奴隷に扮した悪魔アスモデと遭遇したことから、更に離れた異郷の国々を放浪することになる。そんなペコパンの前に次々と立ちはだかる異形のクリーチャーたち。カブトムシ人間の「タレブ」「アイサブ」、青銅の巨人「ニムロデ」など、奴らとの闘いを征することが出来なければボールドゥールに二度と会うことはできない。ようやくたどり着いた迷いの森で途方に暮れるペコパンに老貴族がある取引を持ちかける。「狩りに一晩付き合えば、お前をボールドゥールのところに送り届けてやる」。これでやっと愛するボールドゥールに再会できる!このささやきは果たして“天使のささやき”なのか? それともまさに“悪魔のささやき”なのか?現代の日本と中世の世界がシンクロしていく異次元世界の中、ペコパンは無事にボールドゥールが待つゾンネック城に戻ることができるのか。そして隼人は昏睡状態から抜け出すことが出来るのか。2つの世界の2人の未来は?

©2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル・マリー・ユーゴー著)