井ノ原快彦「皆さんが働いている姿を見ているのがすごく楽しかった」コメント到着!池井戸潤原作ドラマ「シャイロックの子供たち」

累計発行部数50万部を突破した池井戸潤の同名小説を、井ノ原快彦主演でドラマ化する「シャイロックの子供たち」が、10月9日よりWOWOWにて放送・配信される。このほど、特報映像がお披露目となり、併せて井ノ原のクランクアップ写真とコメントが寄せられた。

原作は、池井戸潤が、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、作家人生の転機として位置付けてきた「シャイロックの子供たち」。タイトルの「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する、強欲な金貸しのこと。本作は、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇だ。

井ノ原快彦をはじめとする豪華キャストが発表され、話題を集めている本作。この度クランクアップを迎え、現場からス チールと井ノ原快彦のコメントが到着した。長原支店のエース・滝野を演じる加藤シゲアキとのシーンを終え、一足早くオールアップを迎えた井ノ原。6月下旬から約一ヵ月半続いた充実した撮影を振り返りつつ、残り数日の撮影に挑む共演者・スタッフを「最後まで、駆け抜けていただきたいと思います。最終日まで、気持ちは一緒に居るつもりです。本当にいい時間をありがとうございました!」と熱い言 葉で労った。

30秒の特報映像は、現金100万円の紛失を告げる緊迫した場面から始まり、支店内で疑いをかけられる北川愛理(西野七瀬)の姿が。彼女に濡れ衣を着せた真犯人を追い始める西木だが、突如として失踪してしまう。現金紛失事件と西木の失踪という二つの謎が、やがて交差していく。上司の理不尽な要求に対して声を荒らげ、何かを深く思い悩む西木の姿は、井ノ原の新境地とも言えるだろう。共演に、西野七瀬、加藤シゲアキ、三浦貴大、前川泰之、萩原聖人、玉山鉄二。豪華キャストが、銀行という 舞台で魅せる深い人間ドラマに期待が高まる。

▼クランクアップコメント

■井ノ原快彦(西木雅博役)
ありがとうございました。僕はお先に失礼しますが、まだまだ皆さん、撮影が続くと思います。やっぱりコロナ禍での撮影は大変で、皆さんも本当に気を遣いながらやっていらっしゃると思います。でも、そこで得られた新たな絆みたいなものもあると思いますし、初日から本当に楽しかったです。スタッフさんのそれぞれのキャラクターが濃くて、まるでドラマを見ているみたいでした。一生懸命で、本当にプロの集団だと感じましたし、皆さんが働いている姿を見ているのがすごく楽しかったです。最後まで、駆け抜けていただきたいと思います。最終日まで、気持ちは一緒に居るつもりです。本当にいい時間をありがとうございました!

「シャイロックの子供たち」
2022年10月9日(日) 午後10時 WOWOWプライム、オンデマンドにて放送・配信開始
※全5話/episode0(無料放送)含む
監督:鈴木浩介
原作:池井戸潤「シャイロックの子供たち」
脚本:前川洋一
出演:井ノ原快彦 西野七瀬 加藤シゲアキ 三浦貴大 前川泰之 萩原聖人 玉山鉄二

【ストーリー】 東京第一銀行 長原支店は、中小零細企業が主な取引先の小さな店舗。出世街道を外れた課長代理・西木雅博をはじめ、家族を支える真面目な女性行員、エリートで策略家の支店長、業績のためにはパワハラも辞さない副支店長、業務課のエースなど、個性豊かで一癖ある行員たちが皆それぞれの事情や葛藤を抱えながら働いていた。ある日、長原支店で100万円の現金紛失事件が発生する。女性行員が犯人として疑われるが、紛失事件を追っていたはずの西木が突然、失踪してしまう。現金紛失事件と西木の失踪。2つの謎と長原支店の行員たちの物語が交錯していく。やがて現金紛失事件の裏に隠された 「不正」 が明らかに。西木が姿を消した驚きの真相とは?