後藤まりこ、3markets[ ]、e-sports実況者・アールら各界著名人が参加!岡本崇監督による音楽映画『ディスコーズハイ』7月公開!

後藤まりこ、3markets[ ]、e-sports実況者・アールら各界著名人が参加する、岡本崇監督による音楽映画『ディスコーズハイ』が、7月8日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

音楽事務所ヤードバーズに叔父のコネで入社した瓶子撫子。売れっ子バンドを次々と排出する同僚の別久とは違い、彼女の担当するバンド「カサノシタ」はデビュー以来鳴かず飛ばず。おまけに極度のあがり症で自身も会社のお荷物扱い。次回作の予算もロクに下りず、自らの手でMVを制作し、その反応次第でリリースを検討という事態に。まさに崖っぷちの現状にも関わらずメンバーの危機感及びやる気はゼロ。それでも撫子は別久への対抗心を燃やし、なんとか結果を出そうと奮闘するのだが…。

タイトルの「ディスコーズハイ」は、ディスコード(discord:不協和音)とランナーズハイを混ぜた造語。岡本崇監督自らが音楽活動する中で、才能や口約束のような決して目に見えないものに翻弄されるばかりの音楽業界において、それでも音楽がど真ん中に有るべきだという気持ちや初期衝動を込めて制作された本作は、日本芸術センター第13回映像グランプリにて発掘賞、神戸インディペンデント映画祭2021にて奨励賞を受賞。劇中の架空のバンド「P-90」もバズり、公式ツイッターのフォロワーも約2万人に。満を持しての公開となる。

音楽事務所で担当するバンド「カサノシタ」のMVの予算が下りず、奔走する主人公・瓶子撫子(へいし・なでこ)役を演じるのは、ドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」で本郷ひと葉役を演じ、今年1月には舞台「BASARA」の主演に抜擢されるなど、大注目の田中珠里。ライバルの別久花(べつく・はな)役には、柴咲コウらが監督を務めた『MIRRORLIAR FILMS』でプロデューサーとしても活躍する下京慶子。撫子の亡き母のミュージシャン・結衣子役に、伝説のロックバンド「ミドリ」の元ボーカルで、舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で森山未來の夫役を演じ、テレビ東京の深夜ドラマ「たべるダケ」では主演するなど女優としても活躍している後藤まりこ。撫子が担当するバンド「カサノシタ」のMtF(元男性)の儀武村剛士役は、竹原ピストルと毎月2マンライブを行い、今勢いのある若手シンガーソングライター・ぽてさらちゃん。、そしてベーシスト・ゴビンダ役は、ララヨウナのベーシスト・ダイスケが演じる。そのほか、「ストリートファイター」の実況解説で有名なe-sports実況者・アールが劇中の番組のMCとして出演するほか、ゲーム制作者の城間一樹のホラーゲーム「Shadow Corridor(通称:影廊)」より神楽鈴の徘徊者が出演する。

挿入歌を手掛けるのは、監督の岡本崇がギターボーカルを務め、関西で映像と融合的な演奏をする「ウパルパ猫」、「逆さ書道」のパフォーマンスでも注目を集める「スムルース」のボーカル・ギターの德田憲治、そして「スリマ」の愛称で知られる3markets[ ]。主題歌の歌唱は、元「FREENOTE」で、現在人気のバンド・ハンブレッダーズのプロデュースなどで活躍する秦千香子が担当する。

■岡本崇(監督・脚本・撮影・編集・楽曲制作・整音) コメント
僕がロクに売れないバンドを続けている間に色んな友達がデビューしては売れたり伸び悩んだりしていました。レコード会社の偉い人という、そんなに音楽を好きでもない人の言うままに角のとれた音楽を量産しては苦悩する様も沢山見ました。でも売れてる割に不幸そうな奴等も好きにやってまるで売れない僕等も音楽を続ける理由は同じです。それが1番「好き」なことだからです。とはいえ昨今のコロナウイルスの蔓延と共に思ったような活動もできなくなっていく中で、自分の周りでもその当たり前が薄れつつあり、改めてその初期衝動を取り戻すべくこの映画を作りました。ちなみに今回最後のシーンで演奏される楽曲を歌ってくれているのが僕が世界で1番好きなボーカリストの秦千香子さん(ex.FREENOTE)という方で、ダメ元でオファーしたのですが快諾していただき、それだけでもうなんというか夢が叶って感無量でした。そのタイミングでメインキャストを探し始めたのですが、田中珠里さんや下京慶子さんという僕にとってはちょっと気後れするような素晴らしい方に出演いただけることになり、こうなったらとにかく自分の「好き」をありったけ詰め込もうとスムルースの德田さんやオルタナロックの圧倒的カリスマ後藤まりこさん、僕の愛する格ゲー実況界の神様的存在、e-sportsキャスターのアールさんにオファーしたのですが、皆さんから出演OKをいただき本当に驚きました。その後ホラーっぽいシーンを入れたいと考えた時に大好きなシャドーコリドーというゲームのキャラクターをどうしても使いたいなと、これもダメ元でオファーしたところまさかのOKをいただきました。ここまで自分の好きが目一杯詰まった映画がもし誰かの好きになりえるのであれば本当に幸せだし、おかげさまで僕はこの映画を制作する中で音楽への初期衝動なんて全然薄れてなかったことに気付けました。とにかく絶対に観てほしいし聴いてほしい。そしてあなたにとっての「好き」を再確認するきっかけになれば嬉しいです。

『ディスコーズハイ』
2022年7月8日(金)より、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督:岡本崇
脚本:岡本崇
音楽:ウパルパ猫 德田憲治 3markets[ ]
主題歌:秦千香子(ex.FREENOTE)「いつかバンドがなくなったら」
出演:田中珠里 下京慶子 後藤まりこ 鈴木大夢 ぽてさらちゃん。 鈴木智久 川村義博 ダイスケ 片山誠子 ひがし沙優 矢野愛林 愛田天麻 アール 神楽鈴の徘徊者
配給:アルミード

【ストーリー】 音楽事務所ヤードバーズに叔父のコネで入社した瓶子撫子(田中珠里)。売れっ子バンドを次々と排出する同僚の別久(下京慶子)とは違い、彼女の担当するバンド「カサノシタ」はデビュー以来鳴かず飛ばず。おまけに極度のあがり症で自身も会社のお荷物扱い。次回作の予算もロクに下りず、自らの手でMVを制作し、その反応次第でリリースを検討という事態に。まさに崖っぷちの現状にも関わらずメンバーの危機感及びやる気はゼロ。それでも撫子は別久への対抗心を燃やし、なんとか結果を出そうと奮闘するのだが…。

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