ジュード・ロウ × キャリー・クーン共演!“理想の夫妻”の崩壊劇を極限まで描く心理スリラー『不都合な理想の夫婦』4月公開!

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウと、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のキャリー・クーンが夫婦役を演じ、サンダンス映画祭で受賞歴を持つショーン・ダーキンが監督を務めた『THE NEST(原題)』が、邦題『不都合な理想の夫婦』として4月29日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、“理想の夫妻”の崩壊劇を極限まで描く、虚飾と野望の傑作心理スリラー。サンダンス映画祭のプレミア上映で話題を巻き起こし、英国インディペンデント映画賞では6部門にノミネートを果たした。

主人公のローリーを演じたのは、『ファンタスティック・ビースト』や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで熱烈な人気を誇るジュード・ロウ。その妻アリソン役には、「FARGO/ファーゴ 3」でエミー賞にノミネートされ、近年は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』などの話題作への出演が続くキャリー・クーンが扮する。

監督は、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』でサンダンス映画祭の監督賞を受賞したショーン・ダーキン。英米の両国で暮らした体験から、自身で感じた文化的な差異をもとに脚本も手掛けた。

ポスタービジュアルは、社会的成功を求め、ロンドンに移住してきた夫婦の姿を写す。二人は横並びではなく、前後に距離を取った状態で佇んでおり、夫のローリー(ジュード・ロウ)はこれからの生活を想像し、薄っすら微笑んでいるように思えるが、一方の妻アリソン(キャリー・クーン)は顔の半分以上が影に隠れ、夫へのどこか疑惑の眼差しを浮かべているように見える。「夢を追うほど、悪夢になった。」というコピーが示すように、夫が野望に燃え、夢を追いかければ追いかけるほど、妻との心の距離は遠くなり、やがて絶望の淵に堕ちてしまう事を予感させるようなビジュアルに仕上がった。

『不都合な理想の夫婦』
2022年4月29日(金)より、kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神ほか全国順次公開
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ジュード・ロウ キャリー・クーン
配給:キノシネマ

【ストーリー】 1986年。NYで貿易商を営む英国人のローリー(ジュード・ロウ)は、米国人の妻アリソン(キャリー・クーン)と、息子と娘の4人で幸せに暮らしていた。満ち足りた生活を送っているように思えたが、大金を稼ぐ夢を追って、好景気に沸くロンドンへの移住を妻に提案する。かつての上司が経営する商社に舞い戻ったローリーは、その才能を周囲から評価され、復帰を歓迎される。プライベートではロンドン郊外に豪邸を借り、息子を名門校に編入させ、妻には広大な敷地を用意。それはまるで、アメリカン・ドリームを体現した勝者の凱旋のようだった。しかし、ある日、アリソンは馬小屋の工事が進んでいないことに気付く。業者に問い合わせると、支払いが滞っており、更には驚くべきことに新生活のために用意をしていた貯金が底を突いている事を知ってしまうのだった…。

©Nest Film Productions Limited/Spectrum Movie Canada Inc. 2019